10月24日(木)

<引退の道とは>

昨日プロ野球の日本シリーズが終了しました。スポーツはいろいろな場面で勇気や感動をくれます。報道では、最後に阿部慎之助選手の胴上げが両チームで行われたとありました。チームの垣根を超えて、今までの功績をたたえてのものでしょう。

19年のプロ生活・・・いろいろなことがあったはずです。その全てを忘れることのできる瞬間なのでしょう。プロ野球に限らず、どんな選手も一線を退く瞬間が来ます。その時に、どんな感情を抱けるかは、その人がどう関わってきたかにかかっています。積極的に関わることで充実感が増し、学ぶことも多くなるでしょう。そんなときには、同じ間違いなどはすることもありません。しかし、言われることのみをやっていると、何も身につかないでしょうし、同じことを繰り返します。

大切なことは、しっかりと考えて行動することであったり、言われていることをしっかりと受け止めて、自らの中に昇華させることでしょう。だから人と話をしている際には、「聴く」でなければなりません。ラグビーW杯もそうですが、各国で代表だった選手でも、今大会で代表を引退する・・・と言っている人たちがいます。きっと充実感が持てたから、すがすがしく言えるのでしょう。

皆さんも、充実した生活を送るために、自らがなすべきことを理解して生活してください。2学期も後半戦に入ります。悔いのない1年間にするためには、ここからが勝負です。気を引き締めなおしていきましょう。