10月30日(水)

<校外学習>

明後日11月1日(金)は校外学習です。校外に出て、何を学ぶのか・・・ということです。方面については、既に案内をしている通り、

1年生は万博記念公園の自然文化園

2年生は嵐山散策

3年生は京都市内散策

になります。2・3年生は小グループでの散策になるはずです。もう計画はしているでしょうか。1年生はBBQもありますね。野外での活動を通して、学ぶべき事柄を自ら発見し、自らの手で解決をする方策を身につけてください。2年生は、来年6月には修学旅行があります。グループでの活動が入りますので、その予行も兼ねることになります。3年生は、より広い範囲で目的地へ向かうための交通手段を自ら調べて行くことになります。社会に出ると、例えば交渉相手との場所を指定されることがあります。全く行ったことのない場所でも、少なくとも10分前までには目的地周辺に着いておきたいですよね。そのために必要なのが、行程を把握するということです。有効な交通手段や最寄り駅から目的地までの方向、距離、時間を的確に知る力が必要になります。1年生はよりクラス内での親睦を深め、公共の場でのマナーを身に着けることが求められます。

それぞれ目的は異なりますが、社会人として必要な力を身に着けてください。そして、より高い「人間力」を身に着けてください。天気も心配ですが、その結果「楽しかったね」となるのが一番です。現地集合になりますので、遅れないようにして、万一体調不良で欠席や遅刻となる場合には、必ず連絡をお願いします。

さて、話は変わりますが、報道にもあったように緒方貞子さんが逝去されました。世界の難民など困難な状況にある人たちのために尽力された方です。人はどんな状況でも安全に生活したいという思いを強く持っているはずです。世界中の人たちが安全に、そして世界が平和であるように願い、まさに最前線に立って、自ら動いた方です。ご冥福をお祈りいたします。

人は、なぜ争うのか、人はなぜ強さを鼓舞するのか、理解することは難しいです。ともに手を携えながら、支えあって、時には誰かに倚りかかりながら生きてもいいじゃないですか。誰かが困難に直面しているときに、優しく声をかけてあげればいいじゃないですか・・いがみ合っても何も解決はしませんよね。皆さんはわかっているはずです。ともに生きるとは何か、一度考えてみてください。