1月8日(水)

<3学期>

いよいよ令和元年度の最後の学期が始まります。短い冬休みの期間でしたが、十分に充電できたでしょうか。また、3学期に向けての思いを整理できたでしょうか。

3年生は卒業式と予行練習をの除くと22日しか登校日がありません。その中には学年末考査の5日間やその後の登校日も含まれていますので、授業という意味では、20日もないことになります。高校生活の集大成がこの3学期です。今までと異なる思いで迎えているのではないでしょうか。悔いを残すことのないようにしてください。

1・2年生は次年度に向けての準備も兼ねています。もちろん、今年度をしっかりとやり終えた後のことなのですが、それでも先を見ながら行動するということは重要なことです。高い意識を持って取り組んでください。

話しは変わりますが、昨日東大阪市花園ラグビー場で、全国高校ラグビー決勝が行われました。開始直前まで降っていた雨はあがったものの、グラウンドは滑りやすい状態での開催となりました。ともにAシードで、春の全国高校選抜ラグビーでも対戦した桐蔭学園高校と御所実業高校のカードでした。前半は御所実業ペースで進みましたが、後半になると桐蔭学園高校が攻守とも圧倒する戦いぶりで、2度目の優勝を果たしました。前回は東福岡高校との同時優勝でしたので、悲願の単独優勝です。強い思いをもって戦った結果ではないか、と感じました。

ともに、高校生らしく最後まで諦めない好ゲームでした。この中から学べることは、常に高い意識をもって取組むことで、その力量は常に向上するということがあります。しかし、そこには目的がないとダメですよね。両校に共通してあったのは、負けた悔しさと、支えてくれている人への思いだったのではないでしょうか。

立つ舞台は異なりますが、皆さんも高い目標と志をもって、いろいろなことに挑戦し続けて欲しいと願っています。それらのことは、必ず生きていくための糧になるはずですから・・・

では、3学期がいい学期になることを期待しています。