2月3日(月)

<節分>

本日は節分です。毎年節分になると、著名人が神社で豆まきをする姿を目にすることができます。元来、節分とは「季節を分ける」際に使われます。ですから、立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分にあたります。では、なぜこの2月だけが注目されるのでしょうか。もう皆さん分かっていますよね。旧暦では、立秋にもっとも近い新月の日を元日としていました。そのため、かつては立春を正月ととらえていたのです。ですから、今でも旧正月という言い方をします。ということは、今日2月3日は今でいうところの大晦日にあたるのです。

よく季節の変わり目には邪気が生じるとされていたため、豆まきをして邪気を払っていたとされています。最も古い記録では1425年に行った記録が残っているそうです。

この節分祭では、豆を撒いて年の数より一つだけ多く食べると体が丈夫になり風邪をひかないともいわれています。習わしですね。地方によっては、さまざまな行われ方があります。それを調べるのも面白いかもしれません。

そして、もう一つは恵方巻です。これも、節分に恵方を向いて巻きずしを食べると縁起が良いとされるところから始まったものです。よく大阪商人から始まったといわれていますね。基本的には商売繁盛無病息災を願って七福神にちなんで行われていましたので、本当は7つの具材が入っているのが正当なんです。「かんぴょう・きゅうり・だて巻き・うなぎ・桜でんぶ・しいたけ煮・エビ」が基本です。七福神ですから、「大黒天・毘沙門天・恵比寿天・寿老人・弁財天・福禄寿・布袋」様の7人の神様ですので、7つの具材を巻き込んで体に入れることで福を呼ぶというものです。しかし、これも諸説あり地方では解釈が異なるみたいですね。

季節の変わり目でもあります。いろいろなことを学んでみたいですね。今週は、立春が過ぎると寒くなるといわれています。風邪をひかないようにしてください。巷では、マスクが品切れ状態です。風邪予防のためにも、マスク着用・手洗いと言いたいところですが、購入事態ができないのでは無理ですね。では、今できることは・・・手洗いとうがいをすることです。未然防止のためにもマスクは使いますし、他の人にうつさないためにもマスクは使います。

では、罹患しないためにはどうしますか。規則正しい生活をして、体力をつけることです。免疫力をあげることで、ウイルス感染を防ぐことが必要ですね。では、今週も張り切っていきましょう。