6月2日(火)

<新たな日常>

新聞紙上をにぎわせているの文字です。新たな日常・・・難しく考えますか。何も難しいことはないですよね。周りにいる人のことを考えて行動しましょう、ってことです。咳をしていたら当たり前にマスクをしましょう。大声で外を歩かないようにしょましょう。常に周りに人がいるんだ、一人で生きているのではないんだ、それを考えるだけです。学校生活の中でも同じです。自分だけの空間ではないところで生活をしていて、何かしらの行動は他の誰かに少なからず影響を及ぼしている、そういうことです。これを意識して生活をしていけば、自ずと「新たな日常」を実現できるのではないでしょうか。是非実践してください。

さて、以前質問していたことの回答をしないとダメですね。まずは、5月26日の<生物>分です。質問は

①30億の塩基対の中に、どれだけの遺伝子が含まれていると思いますか

②皆さんゲノムの研究者だったとします。何を調べますか。

この二つでした。①ですが、実は20,000個の遺伝子が含まれているといわれています。そして、この遺伝子の中で、ゲノム(遺伝暗号)の占める割合は何と数%なのだそうです。いかに遺伝情報を使い切っていないか、ということですね。よく火事場の底力と言いますが、全ての遺伝情報を使い切ることができたら、一体どんな力を発揮することができるのでしょうか。では、このゲノムですが、皆さんが研究者だったとしたらどうですか。一番興味があるのは、不老不死ですか?長寿ですか?それとも、もっと違う何かですか。それこそ好き勝手なことを想像できます。そこが、何かに没頭する入口です。究明したいと思ったら研究をしたらいいのです。無限の可能性が広がっているはずです。想像することや、夢を見ることは恥ずかしことではありませんし、夢を持たないと先には進めません。そして、今夢を持つことができる社会ですか。アメリカでスペースシャトルに代わる宇宙船・・・が打ち上げられ成功しました。新しい時代の幕開けです。人は宇宙に更に進出し、新たな可能性を見出すでしょう。しかし、宇宙に出る回数が増えるということは、それだけ宇宙にゴミを出しているのと同じです。人は、文明の発展とともに、多くのゴミを地球上に生み出しました。同じように、宇宙に多くのゴミを出すことないようにしてほしい、そう願います。