6月4日(木)

<誰もが・・・>

プロ野球の開幕が6月19日に決まって、各地で練習試合が始まっています。そんな中、練習試合に出場していた選手2名の新型コロナウイルスの陽性が確認されました。この意味をどう受け止めますか。症状も出ていない中で、試合に参加しても問題なし・・・誰もが感染している可能性があるということです。ただ、症状がないと気づかないだけなのです。そんなケースの場合、知らないうちに誰かに感染させる可能性が出てきます。そして、その中の一部から症状が出て重症化する人がでる可能性があるということです。だから、人にうつさないためにも「マスクの着用」が必要なのです。自分自身の感染リスクを下げることもありますが、それ以上に「もし、自らが症状が出ない状態で感染していても、それ以上広げない」というリスクマネジメント力です。もう一度、この新型コロナウイルスとの付き合い方を考えていきましょう。今、とても大切なことです。いさて、分散登校も4日目に入ります。少しずつ慣れてきたでしょうか。50分の授業時間もそうですが、日欧の生活リズムが戻ってきたでしょうか。徐々に学校生活に慣れ、そして学ぶことの意味や、友人と生活を共にする中で、必要なことは何なのか、ということを気づきながら、新しい日常における学校での生活の在り方を探っていきましょう。

さて、5月の<物理>の質問の回答です。質問は

①日常で、物の持っているエネルギーでしている仕事には何がありますか

②日常にはどんな力がありますか

では、①ですが、想像するとたくさんあるのではないでしょうか。何かがうごくと、それは仕事をされたことになります。どんな例がありますか。例えば、歩いていて何かにぶつかった時はどうでしょうか。ぶつかったものがうごいたら、それは仕事されたことになりますし、ぶつかった人は仕事をしたことになりますね。こんな例をたくさん考えてみましょう。次いで②ですが、日常にある力で意識していないものですが、例えば机の上に置いているものが、机の中に埋もれていかないのは何故でしょう。前にもありましたが、物には必ず重力がかかります。ですから、放置しておくと重力に引っ張られ続けるわけです。机の上に置いているものも同じで、常に重力がかかっていますか、その分、机も重力に負けないように同じ力で物を押し返しているのです。その力が釣り合っているので、物は机の上で止まっているように見えるのです。この机が物を押し返している力を抗力といいます。ですから、地球上に立っている私たちにも地面から抗力が働いているので、地球にめり込まなくて済むのです。何か、面白いですね。ちなみにある面が、その面と垂直に物を押し返している場合には、特に「垂直抗力」と呼んでいます。こう考えると、私たちは理科に関わるいろいろな減少で今生かされているということが分かりますね。だからこそ、いろいろな教科の学びをして、広い知識を身に着けていく必要があるのです。

さて、暑さが増してきました。今日も30℃の予想も出ています。熱中症にならないように、こまめな水分補給とミネラルの補給をしてください。特に、暑さに慣れていないこの時期は要注意です。自己防衛をしてください。