6月16日(火)

<熱中症>

少しずつ暑さが増してきました。こうなると心配なのは熱中症です。昨日も警戒レベルになっていますし、本日も警戒レベルになりそうです。気温が高いだけではなく、湿気も多きく影響します。予防としては、こまめな水分補給ですが、水だけではなく、ミネラルもしっかりと取りましょう。水分だけ大量にとると水中毒になる可能性もありますので、この辺はコントロールしたいところです。

何にせよ、我慢しないことです。少しぼーっとする、頭が痛い、ふらふらする・・・こんな症状があったら、まずは言うことです。熱中症は、状態次第では命の危険がありますので、甘くみないでください。なお、一度熱中症等の症状になって、少し涼しいところにいて治った、と思っても体の芯から冷えたわけではありません。飲み物を活用するとか、首と名称のつくところを冷やすなどして、体の芯から冷えるようにしてください。

さて、話は変わりますが、昨日1年生の「入学の会」を実施しました。既に2か月過ぎていますが、高校生活を送るにあたりお願いを幾つかしました。まずは、目標を持って生活して欲しいということです。夢は人を動かす原動力です。誰でもそうですが、目標無しに行動しろ!となっても、どう動いていいか分かりませんよね。だからこそ、確固たる信念を通すために夢がいるのです。二つ目は規律を持った生活をして欲しいということです。社会には必ずルールがありますが、社会に出る前の最後の場が高校です。自らを律してどう生活できるか。そこが大切なところです。今、SNSが社会問題になっていますが、匿名で投稿するケースもありますが、必ず投稿先の住所は分かりますので、匿名性はないのです。この辺をわかって欲しいです。三つ目は、高校生活の中で目標を持ち、自らの可能性を信じて取組んで欲しいということです。何かを諦めるということは、自分に限界を作っているのと同じです。限界を作った時点で、可能性は小さくなります。可能性を無限大にするためには、挑戦するしかないのです。挑む気持ちをもって生活してください。

こんな話をしました。もちろん、今年は異例の年であり、常にソーシャルディスタンスなどを意識した生活を強いられますが、自分の大切な人のために、今年は我慢する・・・そうして行きたいものですね。

菜にはともあれ、全校生徒が登校し、新しい生活様式での高校生活は始まりました。今年は、夏休みや冬休みが少なくなり、土曜日授業も行う必要がありますが、皆がベターな方法を模索しながら進んでいけたらいいですね。