7月6日(月)

<球磨川>

昨日の球磨川の氾濫の様子は、毎年どこかの地方で見るような激しい雨によってもたらされたものです。いわゆる線状降水帯と呼ばれるもので、同じ場所に連続して雨の帯ができることで大雨になるものです。自然の恐ろしさを改めて教えられることになるのですが、このことで、多くの方の命が奪われたことも事実です。もちろん私たちにできることは限られています。いつも、このような時にはいうのですが、現地での災害救助を行いたい思うを多くの人が持つことも事実です。反面、全ての人にできるものではありません。だとしたら、今できる最善のことに各自が取組むこと、これこそができることではないでしょうか。

災害について、今一度真剣に考えてみるのも一つです。過去の災害を振り返り、それを教訓にどう対処すべきかを考えることも一つです。将来多くの災害に関わり、人の命を救助したいと思うことも一つです。今一度考えを新たにしてください。

また、災害という面では、大きな火災で4名の救急隊と警察官の命が奪われました。火災現場での事故ですが、命をかけて救急隊の方は火災に立ち向かっています。本校でも毎年避難訓練を行っていますが、万一火災が発生した際に、自分も含め命を救うためには、少しでも早く安全な場所に避難することです。それには、常に本気が必要です。このことが、本当に災害に出くわしたときに命を救う行動になります。世の中に起こる一つひとつのことを真剣に見つめ、私事として捉えられるようになっていきたいですね。

先週の3日、大阪高野連の抽選会が行われました。本校は福井高校との合同で大会に参加することになりますが、順調に試合が消化されたら、7月26日(日)に豊中ローズ球場で試合が行われます。新型コロナウイルス感染症の関係で入場制限がかけられることになりますが、3年生にとっては最後の試合になりますので、それまでにしっかりと準備をして最善を尽くしてもらいたいですね。

その前に考査にもしっかりと取組みましょう。