7月14日(火)

<知識を持とう>

新型コロナウイルスの黄色信号がともっていますが、そんな中、「怖い」という言葉を耳にします。怖いのは何故なのでしょう。幾つか理由があると思いますが、その一つに、自分に感染してしまうのではないか、という怖さでしょう。では、どうしたらいいのですか。先日、演劇会場でクラスターが発生し、役者と観客が感染をしました。ここで、何故を考えられるといいですね。一つには距離の問題があるでしょうし、もう一つには感染しないための心構えもあるでしょう。だからこそ、知識をしっかりと持っておきたいのです。そうすれば、大げさに怖がる必要はありません。

また、新しいウイルスが出てきた時に、いつ収束なのか・・と考えると、考え方は二つあります。一つは、ワクチンや治療薬ができることです。こうすることで、感染者には早く対処できますし、ワクチンができることで、抗体を持つことができます。抗体を得ると、感染した場合でも軽傷で済む場合があります。ということは、多くの人が感染した状態を作り出すということになります。そこで、二つめの収束は、ワクチンができないまでも、多くの人が感染することです。このいずれかが収束ということになるでしょう。今は、感染者の数もそ多くなく、しかも薬もなく、病床も限られている状態ですから、怖さがあるのです。

誰でも感染する可能性があるのですから、感染するまでの対策をしっかりと行うこと、そしてそれでも感染してしまった場合には、速やかに医療機関にかかること・・・そして、他の人に感染させないことを考えていければいいのではないでしょうか。

どんなことでもそうですが、学びとは社会で生活していくうえで、必要な知識を身に着けることでもあります。だからこそ、貪欲に、また積極的に知識を得られるといいですね。