8月26日(水)

<感染症>

現在新型コロナウイルスは指定感染症として、第2類相当の感染症として議論をされています。そもそも、この第・・・類とは何でしょうか。例えば、皆さんに馴染みの感染症と言えば、

第1類にエボラ出血熱やペストなどが、第2類には結核やSARSが、第3類にはコレラなどがあります。このほかに第4類や第5類、その他の感染症に分かれてきます。ちなみにインフルエンザは第5類に入ります。法律で決められているのですが、このことを根拠にして、学校では「出席停止」の扱いをしています。

感染力の強さやその後の症状などを想像すると、どう分類されているのか、ということに気付けるはずです。では、今の新型コロナウイルスが何故また議論しているのでしょうか。議論の中心は、第2類相当の扱いでいいのか・・・ということです。これは皆さんも考えるべきところでしょうね。そうすると、ウイルス等のことを十分に理解して、そのうえで対応することができるからです。特に無症状者が多く、重症化する人は年齢の高い人や基礎疾患のある人に多く表れているのです。ただ、感染する力は少しずつ強くなっているともいえます。

そもそも、インフルエンザについても、年々そのウイルスの姿を変えていますので、完全な治療薬はないのです。予防接種もかからない、というのではなく、かかっても軽症で済む、その程度で考えるべきで、コロナウイルスについても、年々その姿を変えるため、特効薬を期待するのは無理なんでしょう。そのため、「共存」するにはどうしたらいいのか、という議論になります。

何でもそうですが、正しい知識を身に着けることで、正しく行動することができるようになります。そのことは忘れないでください。

話しは変わります。今ラニーニャ現象になっているそうです。エルニーニョは聞いたことがあると思いますが、その逆ですね。そのため、残暑が長引くとか・・・そうなると日本付近の海水温が高い状態が維持されるため、台風の発生リスクが上がります。今後のちょっとした気がかりです。気象状況に注意を、熱中症に再度注意しましょう。