9月10日(木)

<性感染症>

今日は1年生で性感染症に関する講演があります。高槻市の産婦人科医から院長先生をお招きして講演して頂きますが、皆さんにとってはこれから感染する可能性があるもの・・・とした見方をしてください。そうならないために、今から正しい知識をいかに身に着けていくかが重要なんです。

一口に性感染症と言っていますが、ウイルス感染等いろいろなものがあります。クラミジア、ヘルペスウイルス、梅毒、淋病などありますが、感染予防対策をすることで防げるものです。どんな場合でもそうですが、ウイルス感染をする場合には、どう対策をするかということを考えて行けばいいのです。しかし、未知のウイルスに関しては、確認されてから特質を知り、対策を練っていくということになります。生物が誕生してから、生物とウイルスの戦いは永遠に続くでしょう。特に薬を作ったことで、ウイルスも自らの生存をかけて生き延びる策をとります。それが、突然変異に繋がっていきます。こうなると、また強い薬を作っていく・・・負の連鎖ですね。皆さんも経験があるかもしれませんが、最初軽い薬を使っていたとしても、病が治らなかったら次第に強い薬に代えていきますよね。確かに薬を強くしたら治るかもしれませんが、次に同じ状況になった際には、より強い薬が必要になる場合があります。ですから、薬を服用する場合には、自らの判断ではなく、お医者さんや薬剤師さんの指示をしっかりと聞く必要があるのです。そうですね、大人の薬を子どもに使えないのも、当然と言えば当然・・・そう理解できますね。

まずは、本日の講演から何か皆さんなりに理解し、今後の生活に役立てられるようになってくれたらいいですね。

話しは変わります。昨日、指定校推薦者に関して説明会がありました。重要なことは、受検して「合格をしたら、必ずそこへ進学しなければならない」こと、「互いの信頼関係の中で成立する推薦入試なので、進学後には学業を疎かにすると、後輩に影響を及ぼす」ということ、「合格したら入学料等の費用がかかり、他の入試よりも手続きが早い」こと・・・などです。もちろん試験はありますが、100%推薦をもらったら合格するというものではありません。準備をしっかりとして受検に向き合い。進学してからの夢を持って取組めるようにしてください。

高校からの進路決定は、その後の社会人としての生き方を大きく変えるものになる可能性があります。誰の責任でもなく、皆さん自身の責任で進むべき道であることを理解しながら取組んでください。

今日から少し雨が続きそうです。嫌ですが仕方ないですね。上手に付き合っていきましょう。