10月5日(月)

<世界教師デー>

世の中にはいろいろな日があります。今日は1966年にUNESCOが教師の地位向上について勧告した世界教師デーにあたるそうです。UNESCOは国際連合教育科学文化機関のことを指します。国際連合は皆さんもご存じの通り、第二次世界大戦後に戦争を防げなかった反省を活かして設立された機関です。当初は世界51か国で構成されていました。

しかし、これらの期間を作ったとしても、依然として争いは絶えることがないの現実です。色々な要素があるのですが、民族の争い、貧困などもその一員になります。何故人は争うのか・・人は知恵を授かっているにも関わらず、安易に物事を考え争います。永遠のテーマかもしれません。

今日は考査2日目です。日曜日がありましたので、準備はできているでしょうか?自らの意思で取組むことなくして、危機を乗り越えることはできません。

よく、何か不幸なことがわが身に訪れると、「何故自分だけに」と思いがちになりますが、苦難は乗り越えられる人のところにやってくる、と思いながら乗り越えるしかないですね。その苦難を一つ乗り越える毎に大きな財産を手に入れているのではないでしょうか。それが人間的な成長かもしれませんし、知恵かもしれません。生きる術かもしれませんし、人としての大きな基礎を作ってくれているような気がします。前を向いて、壁に背を向けるのではなく、乗り越えることで確かな自分を手に入れてください。

話しは全く変わりますが、本日からノーベル賞の発表が行われます。日本人も多くの方が受賞しています。歴史のある科学者にとっては、これ以上ない名誉の賞ではないでしょうか。賞は

医学・生理学賞

物理学賞

化学賞

文学賞

平和賞

経済学賞

があります。日本人では、1949年の湯川秀樹氏が物理学賞を受賞し、第一号になりました。その後、1965年には朝永振一郎氏(物理学賞)、1968年に川端康成氏(文学賞)、1973年に江崎玲於奈氏(物理学賞)、1974年に佐藤栄作氏(平和賞)、1981年に福井謙一氏(化学賞)、1987年に利根川進氏(医学・生理学賞)、1994年に大江健三郎氏(文学賞)、2000年に白川秀樹氏(化学賞)、2001年に野依良治氏(化学賞)、2002年に小柴昌俊氏(物理賞)、田中耕一氏(化学賞)、2008年に南部陽一郎氏(物理学賞)、小林誠氏(物理学賞)、益川敏英氏(物理学賞)、下村修氏(化学賞)、2010年に根岸英一氏(化学賞)、鈴木章氏(化学賞)、2012年に山中伸弥氏(医学・生理学賞)、2014年に赤崎勇氏(物理学賞)、天野浩氏(物理学賞)、中村修二氏(物理学賞)、2015年に大村智氏(医学・生理学賞)梶田隆章氏(物理学賞)、2016年に大隅良典氏(医学・生理学賞)、2018年に本庶佑氏(医学・生理学賞)、2019年に吉野彰氏(化学賞)が受賞しました。

なかなか覚えきれないですね。今年も日本人の受賞が期待されています。1901年に始まった賞です。ダイナマイトを発明したノーベル氏にちなんだ賞であることは皆さんご存じの通りです。受賞者にはメダルと賞金が授与されます。ここ数日、少し興味を持って報道等を見てください。