11月11日(水)

<更なる徹底を>

皆さんも報道等で見てわかっている通り、大阪の新型コロナウイルス感染者数が225名となりました。実に8月以来の感染者数ということで、知事も第3波という言葉を出されていましたね。正直、何が第1波で、何が第3波か、ということは専門家で判断されたらいいと思います。私たちはでは何をするのか、ですよね。先日も会見が行われましたが、専門家の意見等を真摯に受け止め、提言に沿った行動をとっていくだけでしょう。そして、偏見や差別なく、誰しも感染する可能性はあるし、どこで感染するかも誰にも分からないということです。

各地でのクラスター発生も、最近は多くなってきました。油断そのものでしょう。どうしてもある程度慣れが出てくる面はあるかもしれませんが、それでも個々人が強い気持ちをもって行動できたら、ある程度は防げるものではないか、と感じます。まさに、行動様式の変化で今年はインフルエンザの話をあまり聞きません。それは私たちの感染に関する意識が変わったからに他なりません。

よく言われることですが、周りを変えたかったら、まず自分が変わること。その通りかもしれませんね。ワクチンのことも言われていますね。正直何が正しい情報で、何が誤った情報か分かりません。それは、コロナウイルスに関する知識がまだ足りないからですし、ワクチンに関する情報も少ないからです。ただ、言えるのはワクチンができたからと言って、それですべてが終わるわけではないということです。専門家も、これで半年後や1年後にコロナウイルスが収束すると確約されたわけではない、と言っています。ですから、令和3年度についても、「コロナ禍」の中でいろいろなことが行われると思って、多くのことを取り決めて行く必要があります。元に戻るわけではなく、最新の注意を払っていく必要があるということです。難しい問題ですね。専門家の対策について確認しておきます。

①より踏み込んだクラスター対策

②対話のある情報発信

③感染防止策の確実な実践

④国際的な往来再開に伴う取組み強化

⑤遺伝子解析の推進

私たちにできるのは、①と③ですかね。確実に実取組むために皆さんは何をしますか。②、④、⑤については、該当する人が適切な対応を行っていくことになります。

世の中には、いろいろな日が設定されています。本日11月11日などは、ポッキーの日とされているとのことですが、私は余り意識をしたことがないです。さまざまな商品開発をしていく中で、それぞれの戦略があり、それによって売り上げに期待することってたくさんありますよね。そんな企画を考えていくことって、実はいろいろな知識が必要なのです。情報収集から、分析や企画力。そして、最後の実践力ですね。高校の中で、さまざまな教科や科目を学ぶことの意味って、実はここにあるのです。数学だけできても、分析したり、創造したり、文章を起こしたり、そこまでは別の力になりますよね。

だからこそ、今の社会は文系や理系だけではなく、全てを等しく学んで行くことが必要なんだ、と言われるんですよね。