11月12日(木)

<遠隔授業>

昨日、2年生の保育専門コース生を対象に、(学)実習保育の授業を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は大学と連携した授業ができない状態でした。高校の授業において、どの教科・科目でもそうですが、実習というのはつきものです。例えば、理科の実験や体育実技もそうです。芸術や家庭科の調理実習などもそうですね。理論を理解したつもりでも、実際にやってみると「何か違う」というケースが多々あるはずです。それを埋めるのが、実習です。

この(学)保育実習についても、同じ意味合いがあります。ただ、現状では大勢が集まった実習はリスクを伴いますので、今回はGoogle Meetを活用した実習を行いました。

結論から言えば、実に面白かったです。2時間の計画で実施しましたが、1コマ目は、大学生との交流でした。大学生の考えと高校生の考えが交錯し、同じ思いの部分もあれば、異なった認識の部分もあり、この先の学びにも繋がる内容だったと思います。

2コマ目は「手遊び」の実習です。保育では、いろいろな場面で手遊びがあります。同じ歌でも異なる手遊びがあったり、本当に多種多様ですので、保育者の個性が出ますね。大学に2名本校生がお邪魔をして、高校では22名スクリーンを見ながら同じ実習をします。双方向性を保った中で、どちらも実に楽しそうにやっていたのが印象に残っています。

これからの新しい大学と連携した学び方だぁ~と思ったのと同時に、いろいろなことができるな!という思いも持ちました。遠隔授業は大変だし、いろいろな知識を持たないとできない・・・そんなふうに思っているかもしれませんが、学びの世界はリモートによって大きく広がる、そんな可能性も垣間見れました。授業した皆さんはどんな感想を持ったでしょうね。また、大学の先生方はどんな感想を持ったでしょう。この先、上手に発展していければいいと思います。

さて、めっきり寒くなりました。そして、大阪の新型コロナウイルス感染症の感染者が今までで最も多くなりました。寒くなり、換気ができず、空気が入れ変わらない、暖房を入れることで、空気が感想してウイルスに感染しやすい状況になっている、等々要因は幾つもあります。

求められているのは、できる感染対策を確実に実施することです。「マスク」「手指消毒」「会話を少なく」など、できることをやっていきましょう。結局感染した際に苦しむのは自分自身であることを理解しながら、そうならないように互いに注意していきましょう。学校内でも

・マスクの着用(必須)

・手洗いと手指消毒

・大きな声で会話をしない

・できるだけ向かい合っての会話や活動は避ける

など、していきましょうね。よろしくお願いします。