12月7日(月)

<はやぶさ>

報道では「はやぶさ2」の話題でもちきりです。新型コロナウイルス感染症関連で暗い報道が多い中、夢やロマンを抱くことのできる話題ではないでしょうか。

小惑星探査機「はやぶさ2」は50億キロ離れた小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルを持ち帰ったことになります。このことで、太陽系の成り立ちなどを探ることができる可能性があります。単純に太陽は50億歳と言われていますが、太陽も、それを含む一つの銀河系の1恒星に過ぎません。中心では水素の核融合反応が起こりヘリウムを作り、そのエネルギーから光を放っている太陽。いずれは燃料がなくなり、赤色巨星になり最後は超新星爆発を起こして白色矮星になると言われています。私たちは見ることができませんが、これらの繰り返しにより新しい恒星が誕生し、それに伴う惑星や小惑星、衛生などが作られています。ですから、太陽の成分の一部がこの地球を作っているともいえるのです。

想像すると、大きな期待を抱かずにはいられません。世の中には私たちの知らないことがたくさんあり、それらを自らの手で見つけて行くから面白いのですよね。もしかしたら、ある瞬間に、今私たちが持っている事実が、実は全くの間違いで新しい事実が目の前に現れるかも知れないのです。ワクワクしますね。だから、学ぶことや研究をすることは面白いのです。

これで、宇宙探査に係る日本の技術力が証明されたことになりますが、この技術を平和のために使っていきたいものですね。

さあ、考査もあと3日です。この週末、日曜日を有効に使うことができましたか?最後まで諦めることなくやり抜きましたか?また新しい1週間が始まりますが、前の週とは違う1週間にしたいですね。今年も残り4週間です。達成感のある4週間にしたいですね。