12月16日(水)

<オンライン授業>

昨日、3年生の保育専門コースの皆さんの「(学)実習保育」の授業をオンラインで行いました。本来ならば、大学等へ行っての受講になるのですが、何せ大阪府がレッドステージになっているため、できるだけ感染防止策を講じながら実施しなければなりません。そのため、大学とインターネット回線でつないだオンライン授業として実施しました。

機器の問題や音量の問題などもありますが、約100分の間真剣に聞き入っていた姿が印象的でした。大学へ進学すると授業は90分になりますので、その意味ではいいデモンストレーションになったはずです。内容的には、進学した後の学びなどについてですが、日本の場合には受験で勢力を使い果たし、大学に合格することが目的になってしまっている場合が多いです。しかし、本当に大切なことは、入学後に将来に向かってどうしたいか、なのです。

昨日も大学の先生が言っていましたが、高校までと違って、大学は生徒数が多いため、一人ひとりに手を割くことは難しくなります。では、どうしたらいいのか・・・というと、自ら積極的にアプローチする力が必要になります。そうやって先生に名前を憶えてもらって就職に繋がったり、場合によっては大学院等の更に上の学びをして講師等で残る、助手として残る・・・なんで選択肢も出てくるわけです。とはいえ、そうなるためには「論文」を書かないとダメですけどね。

こうやって選択の幅を自らの手で増やしていくことで視野が広がり、将来の可能性も広がって行くことになります。昨日は、保育専門コースの3年生の皆さんだけでしたが、オンラインでの学びの可能性は実は無限大なんです。諸外国とリアルに繋がることもできますし、専門的な人からの学びの幅も広がります。まさに、ピンチをチャンスに変えて、新しい学びに繋げていかないといけないですね。対面で講義式で行う授業というのは、近い将来もしかしたらなくなっているかもしれませんね。大学等では既にオンライン授業が結構な数で取り入れられています。このコロナ禍が収まったらどうなるか分かりませんが、流れは止まらないのではないでしょうか。

高校でも来年にはGIGAスクール構想で、一人1台タブレットの方向で話が進んでいます。重要なことは、どう使うか・・ですね。その中には、創意工夫が必要になります。もしかしたら、出欠管理もタブレットになるかもしれませんね。10年前には予想すらできなかったことです。こうやって時は急ぎ足で変わっていきます。10年ひと昔とはよく言ったものだと思います。

さて、皆さん寒さ対策は大丈夫ですか。今朝・・・というか昨日の夜は寒くて震えて寝ていました。もちろん布団はかぶっているのですが、間に合わなかったようです。皆さんは大丈夫でしたか。昼間も寒さが厳しいです、お互いに風邪には注意しながら、この冬を越えていきましょう。