12月22日(火)

<医療緊急事態宣言>

医療緊急事態宣言が出されました。以前からお伝えしているように、各都道府県の医療機関は、これ以上ないくらい精一杯対応し、寝る暇もなく患者のために最善を尽くしています。もちろん、重症患者を受け入れている現場は、私たちが想像できない状況のはずです。

そして、各地でクラスターが発生し、医療機関、介護施設、学校では臨時休業や対応を縮小せざるをえない状況です。私の行っている整形外科でも、発熱がある場合には診察ができなくなっています。当然、病院でのクラスターを発生させないためでもあるのですが、寒さが増し、インフルエンザや風邪症状と同じような発熱のあるコロナは非常に厄介です。だからこそ、これ以上ひっ迫させないために、大切なことは

・不規則な生活をしない

・栄養をしっかりと摂って健康を維持する

・睡眠不足をなくして疲れを残さない

これらのことが重要になります。自己免疫を高く維持することが風邪から身を守ること繋がりますし、しいて言えば風邪をひきにくくします。大気中にはカビも含めて多くのウイルスが飛散しています。しかし、人は免疫を持っていますので、感染力の弱いものは発症せずに淘汰されるのです。こうやって健康を維持しているのですが、免疫が落ちると、これらが機能しなくなり、ちょっとしたウイルスでもその力を発揮し体調を崩すことに繋がるのです。そうならないようにして、少しでも医療機関にかかる機会をしていきましょう。

今、民間のPCR検査が広がっています。費用はもちろんかかりますし、行っているところでも費用が変わります。それだけ技術やキットが広がってきたのでしょうが、逆にPCR検査を拒否する人もいるとのことです。考え方はいろいろですが、もはや個人判断の域は過ぎているような気がします。知識なく、確証のない中で個人判断するのは、最も危険な賭けのような気がしますが・・・

今年はインフルエンザは例年に比べて極端に少なくなっています。マスク着用の影響なのか、それともウイルスは同時に二つ流行しないのか・・・不思議なことですが、これで少しは助かっているようですね。

先日アメリカの知人から連絡がありました。テキサスに住んでいるのですが、一切家から出られないそうです。アメリカは日本とは比べものにならない数の罹患者がいますし、医療も高額ですから、そうなるのかもしれません。何事もなく過ごして欲しいです。ちなみに、その方のお子さんは看護師さんと大学生と警察官・・・皆大変な仕事で、最前線で働いています。

何とか本校も、あと4日、まずは乗り切っていきたいです。