＜始業式＞
皆さん、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。令和３年になり新しい船出と行きたいですね。毎年年頭に思うことは、さあ、今年は何を目標にしようか、どんなことを課題にしていこうか、ということなのですが、やはり今年は例年とは少し違いますね。
新年早々に関東での感染者数が増え、今日にでも１都３県に緊急事態宣言が出される可能性があります。そして、大阪も昨日560名と、にわかに感染者が増えだしましたし、昨年末には変異種が国内でも確認されました。コロナ関係については、あまりいいニュースは耳に飛び込んでこないです。
しかし、今大切にすべきことは、何かというと、いかに自分らしく、なすべきことをなしていくか、ということではないか、そう思います。
人は誰でも、一生の中で何かなすべきものがあり、いつそれに気付けるかで生き方が変わってくるものだと思います。そして、気づいたときに、即座に行動していく人間力を常に持ち合わせて行くことが必要です。今の社会でも同じですよね。皆が新しいことを経験していく中で、誰に聴いても正解などないのです。その場で手をこまねいてみているだけでは何の解決も図ることはできません。ですから、今は歩きながら何をなせるかを考える時なのです。その時に必要なことは
・周りの状況だったり、他者のことをしっかりと見つめること
・今求められていることは何かを自分なりに把握すること
・自分にできることを探し、そこに向かうこと
・他者との協働
確かにピンチかもしれませんが、人生最大のピンチは逆にチャンスでもあります。これを乗り切った時に、今まで見ることのできなかった異なる世界を見る事さえできるのです。今在籍している学年で成すべきことは違うかもしれませんが、我を見失うことなく、しっかりと地に足をつけて生活していきましょう。
３年生は、登校する日も限られています。悔いのないようにしてください。１・２年生も、今年度で考えると、残りわずかです。最後まで、「やり抜く」という気持ちを持って、共に困難な状況を乗り切っていきましょう。