1月14日(木)

<連日・・・>

連日同じ報道がなされています。話題は緊急事態宣言で、国は1か月で・・・と言ってはいますが、そのためには、やはり医療の現場をしっかりと認識しておく必要があります。話題に上がるのは、現場はひっ迫していて、重症者の病床の状況等がクローズアップされるのですが、それ以上に問題なのは、コロナに感染してしまった場合には、他の疾患を持っていたとしても、入院できない可能性がある、ということだったり、安易に自宅療養になってしまったり、救急搬送してもらう場合に、受け入れ先がなかったり、そこが大きな問題で、だから医療現場がひっ迫しているということなのです。

自分に置き換えた場合どうですか?大きな事故に遭った際に、救急車で運ばれる先がない・・自分ではどうすることもできないです。また、自分が陽性になった場合を考えた時、基礎疾患を持った人と同居していたら・・・側の人に感染させたとしたら、その人の命にかかる問題になります。現実的に言えるのは、明らかに高齢の方の方が感染した際に、死亡率が高いということです。言葉で「緊急事態宣言です。そのため、皆さん協力してください」この言葉に対して、何を自分たちが考えるか、そこが重要ですね。もちろん、各自の行動だけではどうにもならない部分があります。それぞれの人が生活をしているのですから、その保障がどうなのか・・・ここもセットですよね。

消費税が10%になって、その使途は不明です。欧州の保障は消費税が高い分、医療や教育に十分使われています。今こそ、税金の使い方を是正していく必要があると思いますが、このことは私たちではどうすることもできないですからね。頑張ってもらうしかないです。

さて、冬休みが明けて1週間が経過しました。生活のリズムは戻りましたか。メリハリをしっかりとつけて学校生活を送ってください。色々あった令和2年度ですが、登校する期間もわずかです。底力を発揮する時です。気力、体力が充実している時は、何でもできそうな気持になります。残りの期間は、卒業や進級をかけた集中した学びの時間にしなければならないでしょうし、規則正しい生活の中で健康を維持することも必要でしょう。

また、3年生は、最後の就職や進学に向けた取組もあるでしょう。大学入試や高校入試などは、実施され、学校も一斉休業にはしないということが打ち出されていますので、できることは、そのチャンスをしっかりと活かしていくことです。ラストスパート・・・期待しています。