1月28日(木)

<訓練>

昨日、国内で新型コロナウイルス感染症に関するワクチン接種の訓練が行われました。話によると、私たちが接種となると5月以降か・・・とも言われていますよね。マスクが配付された際にも、市町村で準備が異なり早かったところと、遅かったところとまちまちでした。ワクチンを接種としても、検温があり、問診があり、接種、経過観察とさまざまな手順があります。諸外国では既に接種が始まっていますが、副作用の問題もありますし、まだまだ先行きは不透明ですね。

訓練と言えば、皆さんは「〇〇訓練」にどのような姿勢で挑んでいますか?訓練と言えど、当然来るべき災害や、来るべき作業に向けて行うのですから、本番と同じ気持ちで行うべきですよね。その姿勢によって、本番になった時に「できるか」「できないか」が決まります。学校で言えば、「避難訓練」や「各種行事の予行練習」がこれにあたります。また、部活動も同じですね。当然、公式戦があり、その大会に向けて力をたくわるのが練習です。しかし、その練習がいい加減だったら、当然試合の大切なところで、その気持ちが出てしまします。ですから、練習は本番と同じ気持ちか、それ以上の気持ちを持ってする必要があります。

何故か・・・公式戦であれば当然「緊張感」によってパフォーマンスが落ちる可能性があります(上がる人もいますが)。災害等であれば、予期せぬ事態が生起して本番通りに行かず、パニックに陥る可能性があります。そうなると、もう何をしているか自分でも分からず、冷静さを失い他人を巻き込むことにもなりかねません。

ですから、何でも気持ちを入れてやって欲しいのです。昨日の訓練でも医療従事者や市町村の職員がこれにあたりますので、間違いがあってはならない・・・と緊張感を持って行われていたのではないか?と思います。真相は闇の中ですが、そうあって欲しいですね。

私たちは、こうやって報道で事実関係を手に入れることになりますが、もしその報道が間違っていたら・・・大変なことになりますよね。情報の操作があったら・・・だからこそ、事実を正確に捉える視点が必要なのです。今の2年生に関わることですが、昨日の新聞の中に「大阪では高校生の就職は一人一社制を維持する」と、断定的に書かれた記事がありました。このことも、決まっているわけではありません。方針は2月以降に出されるはずですので、私からしたら「えっ」って感じで見ていました。高校生の就職には「指定校求人」と「公開求人」があります。前者は、ある程度高校を絞って求人をする方法で、後者は広く高校を指定せずに求人をする方法です。後者の方が、内定を取れる可能性は低くなります。ただ、いろいろな職種の可能性は増えますよね。一長一短があります。また、方針が決定したら皆さんにお知らせできるのではないか、と思います。それまで待っていて下さい。

今日は昨日に比べて、一気に寒くなりました。気温の乱高下・・・たまりませんね。風邪に注意しましょうね。特に受験を控えている兄弟姉妹のいる人は、この時期注意してください。