2月2日(火)

<節分>

今年の節分は2月2日になります。いつも節分と言えば、2月3日の印象が強いですよね。実に節分が2月2日になるのは、124年ぶりのことだそうです。節分とは、読んで字のごとしで、節を分けるですよね。この節とは何かといえば、季節をさします。では、季節の境界は・・・と言えば、

「立春」「立夏」「立秋」「立冬」

になります。この境界ですから、各分け目の前日が節分なのです。ですから、厳密にいえば、節分は年に4回あることになります。では、何故「立春」の前日だけが残ったのでしょうか。皆さんも知っていると思いますが、今はお正月は1月1日です。これは今の暦では・・・ということです。しかし、旧暦の考え方もありますよね。これは、中国を例にすると分かりやすいのですが、春節というのが中国にはあります。いわゆる中国におけるお正月です。日本も昔旧暦でしたので、この旧暦のお正月に近く、年の変わり目・・・という意味合いもあって、「立春」の前日のみが節分として残ったとされています。おそらく諸説たくさんあると思うのですが・・・興味があったら調べてください。

で、節分と言えば、恵方巻ですね。今日もコンビニに寄ると朝から恵方巻しかお弁当のところに並んでいませんでした。ちょっと極端と思ってしまいましたが、皆さんも今日は恵方巻を食べるのでしょうか。恵方巻は、節分の日に恵方を向いて無言で食べるとよいとされる巻物のことをいいますよね。今ではいろいろな巻物が売っていますが、縁起物であるということは忘れてはいけないですよね。そもそもは大阪商人の風習から全国に広がったもののようですね。全語句的になったのは、1989年ですセブンイレブンが仕掛け人にようです。そして、今のように爆発的に広がったのは1998年になりますが、ここでの仕掛人はイオンのようですね。

ただ、覚えておいてほしいので、あくまでも縁起物ですので、中の具材は七福神にちなんだものなのです。「かんぴょう・きゅうり・だて巻き・ウナギ・桜でんぶ・シイタケ煮」の6種類と、7種類目はいろいろな具材があるようです。七福神・・・言えますか。「大黒天・毘沙門天・恵比寿天・寿老人・福禄寿・弁財天・布袋尊」です。よく七福神参りってしますよね。この際ですから、覚えておいてください。

ちなみに今年の恵方は南南東です。南南東を向いて、願いを込めて恵方巻・・・食べてください。