2月16日(火)

<昨日も>

昨日も少し記載をしましたが、東北の地震のことです。今朝の新聞の一面はのきなみ地震の記事でした。東北新幹線、国道の土砂崩れ、家屋の倒壊や損壊、けが人の数・・・そして、避難している人の状況。

想像をしてください。この冬に、そして大阪もそうですが、再び寒くなる週の半ばに、避難所生活をしなければならない人たちがいます。そして、その中には、当然受験生もいるはずです。その限られた中で、必死に生活を維持し、前向きに歩みを進めている現実があります。

他人事ではなく、地震国日本にとって、明日どこで同じ状況になってもおかしくありません。備えをすることはもちろんですが、私たちは何かと、言い訳を考え、目の前にあることから目を背けがちになります。それで本当にいいのでしょうか。やろうとすれば、可能性は大きく花を咲かせることがあります。やろうとしなければ、可能性という花は双葉すら出すことができません。

皆さんの可能性という花は、今どんな状態になっていますか?種子の状態ですか?それとも双葉が出ていますか?大きな花を咲かせる手前ですか?どの状態であっても、その先手をかけなければ花は枯れてしまいます。では、手をかけるとはどういうことでしょう。生きて行く上では、いかなることからも逃げずに挑戦することではないでしょうか?

生物的に考えれば、種子は一定の条件を与えられた初めて双葉を出します。それが気温だったり、水分量だったり、日照だったり、種子によってさまざまです。では双葉を出すためにはどうしますか?手にある種子が何か、そしてどうしたら芽を出すのか?それを知ることから始めますよね。その後試行錯誤をした結果、条件がよければ芽を出す。私たちも同じです。まず自らを知り、さまざまな経験から多くのことを身に着け、花開くのです。

天才は99%の努力から生まれる・・・この99%にあたる部分が、経験や挑戦や失敗や、成功や、その繰り返しなのではないでしょうか?

今できる事・・・必死に探してやってみてください。

その先には、自らに対する期待が待っていると思いますよ。