令和元年8月26日(月)午後2時より、日本LGBT協会代表理事を務める清水展人氏を講師にお迎えして、本校会議室にて職員人権研修を開催しました。
講師の清水展人氏は自らが性同一性障害であり、思春期時代に長い期間一人で苦悩された経験を赤裸々に語っていただきました。社会の無理解、偏見、差別と闘いながら過ごした過去を振り返りながら、同じ思いを持った子どもたちを救いたいとの強いお気持ちから、現在のLGBT代表理事を務めておられます。本日のお話をお聞きするまでは苦しんでいる子どもたちが大勢いることを実感することが正直なところ理解できませんでしたが、清水氏のお話を聞かせていただき、認識を新たにしました。多様な生徒がいることを今一度認識し、全ての生徒が過ごしやすい「お互いの違いを認めあうことのできる社会」をまずは学校現場から作っていきたいと強く感じました。清水先生にはお忙しい中、苦かった過去のお話までしていただき心から感謝いたします。