14時から、前京都女子大学大学院教授で、現在、高の原カウンセリング研究所・所長の大辻 隆夫 先生にお越しいただき、職員人権研修を実施しました。
イヌバラ法による傾聴技術について、実習をとおして学びました。クライアントを「悩みを持つ身の回りの物、生物」として、カウンセラーとの対話のロールプレイを行いました。
①イヌバラ基本法
・「歯痛に悩むイヌの事例」:受容(acceptance)<傾聴(listening)と共感(empathy)>について、台本をもとにした読み合わせで練習
・オリジナル事例で実践
②イヌバラAR法
・「人間に嫌われることに悩むゴキブリの事例」:拒否(rejection)と受容(acceptance)
・オリジナル事例で実践
私はペアの先生と「最後まで使ってもらえないことを悩む"消しゴム"」「使ってもらえなくなってきたことを悩む"チョーク"」「ヒーローになりたいのに嫌われることを悩む"スズメバチ"」などの事例でロールプレイを行いました。最初、照れくさい感じもありましたが、だんだんと人間以外の物になってつもりで楽しみながら研修に参加できました。
お忙しい中、また、緊急事態宣言下ではありましたが、大辻先生とともに、次回(9/24(金))研修(紙芝居技法)で講師をお願いする阿部彩先生にもお越しいただきお手伝いいただきました。