23(火)の始業式を前に３年生は午前中授業を行い、放課後に「指定校説明会」（指定校制学校推薦型選抜説明会）を実施しました。
本校進路指導主事の向川先生、学年主任の角田先生、担当の先生方から、心構えをはじめ、資料閲覧時の具体的注意に至るまで、とても丁寧な説明がありました。会場となった視聴覚教室では密を避けながらではありますが、写真のように多くの３年生が熱心に聞き入っていました。「指定校優先ではなく、第一志望優先であること」を念頭に置き、保護者・担任とよく相談して、応募する・しないを決定してほしいと思います。
また、この指定校制もそうですが、公募制であっても「学校推薦型選抜」（推薦入試）は年内に合格を決定できることが「メリット」でありますが、実は「デメリット」にもなりかねません。受験生(現役生)は、夏休み中にしっかり受験勉強をしても、まだまだ、学力は伸びていません。冬休みも頑張り、１月・２月にグッと伸びてきます。場合によっては３月入試まで頑張って合格を勝ち取る受験生もいます。入試合格がゴールではありません。入学する４月がスタートです。推薦入試時点で学力の伸長を止めてしまったら、一般入試でしっかり学力を伸ばしてきた合格者との差は歴然です。入学後に辛い想いをすることの無いよう学習を続けてほしいと思います。早くに合格を決定できれば、受験勉強からは解放されるので、例えば、語学力の向上、専門分野の先取り等、少し先を見据えて自身を高めてほしいと思います。