令和5年4月7日（金）午前10時より、保護者のみなさま、本校ＰＴＡ会長、本校ＰＴＡ役員のみなさまご臨席のもと、第47期生320名の入学式を挙行いたしました。
「校歌披露」では、在校生のみなさんが、式場である体育館３Ｆギャラリーから、爽やかに、そして力強く、本校の校歌を新入生のみなさんへプレゼントしてくれました。その歌声は、高校生活への期待でいっぱいの新入生のみなさんの心にしっかり届いたと思います。
以下、私の式辞からの抜粋です。
～さて、今私たちが暮らす社会は、かつて経験したことないさまざまなことが次々に起こり、私たちはその問題と向き合いながら生活しています。世界では、今もなお続く戦乱のために、多くの尊い命が奪われたり、大災害による甚大な被害で人々が苦しんだりしています。平和で安心して暮らせる社会を築くには、どうすればよいのかと、私たち一人ひとりが考えていく必要があるでしょう。
また、新型コロナウイルスについては、みなさんがちょうど小学校を卒業する頃から、学校の一斉休業にはじまり、今まで当たり前であったことに、制限がかかることが数えきれないほどありました。みなさんも、３年間の中学校生活の中で、悔しい思いをしたこともあったと思います。
けれど、みなさんは、そのような状況の中で、一生懸命に考えたはずです。コロナ禍以前には毎年、当たり前のように行ってきた学校行事も、「どう工夫すれば、感染拡大防止のルールのもとで、この行事を実行することができるのか」「制限がかかる中でどのようにすれば、みんなが楽しめるのか」等、一つ一つを時にはゼロから考えて、作り上げたのではないでしょうか。
みなさんの、その経験は、かけがえのない財産です。そのような経験を持つみなさんだからこそできる、何かを、これからの北高での学校生活の中で、見つけていってほしいと思います。
北高という新たな環境で、新たに出会った先生や先輩や仲間たちとともに、授業や、さまざまな行事や、学校外での学びを通して、自分の考えや意見をしっかりと持ち、自分自身を見つめてみてください。きっと新たな自分と出会うことができるでしょう。～
新入生のみなさんのこれからの活躍を期待しています。
入学式、担任紹介の後、引き続き、NIT情報技術推進ネットワーク（株）より嶋田 亜紀 氏を講師としてお招きし、「スマホやネットに潜むキケン」のテーマで、講演会を実施しました。
実際に、自分のスマホを操作しながらお話を聞き、スマホに使われるのではなく、さまざまな危険があることを理解した上で、正しく活用することが大切だ、と改めて考える貴重な機会となりました。