1学期終業式 ~1学期を振り返って~

7月20日(木)、暑いながらも時折すーっと風が吹き抜けていく、爽やかな終業式となりました。

4月の始業式と同様に、1学期終業式も、全校生徒が体育館に集う形で実施できました。約30日間の夏休み、新型コロナウイルス感染症をはじめとするさまざまな感染症や熱中症、交通安全にも十分に気を付けて、過ごしてほしいと思います。

 

以下に、終業式でみなさんにお話しした内容(式辞)を記します。

~前に、私がここでみなさんにお話ししたのは、4月10日の始業式の日でした。

そこから数えて、約100日経った今日、1学期の終業式を迎えました。

 みなさん、4月から今日までのこの1学期を振り返っていかがですか。1年生は入学して初めてのことが続く日々だったでしょう。2年生は、部活動や学校行事で中心となって活躍することも多くなった、そんな1学期だったのではないでしょうか。そして、3年生。最高学年として、後輩たちを引っ張っていかなければならない一方で、自分自身の進路のこともいよいよ具体的に準備していく時期になってきました。植物なら、4月に種をまいた朝顔やひまわりは、そろそろ花を咲かせています。もちろん、高校生のみなさんは、そんな劇的な成長を自分自身に感じることはないかもしれません。けれど、すぐには見えないかもしれませんが、確実にみなさんも100日分成長しています。一昨日の自分があって、昨日の自分がいて、今日の自分がここにいるのです。

 始業式の日に、私は、1年後どんな自分になっていたいかをイメージして、そこへ向かって努力を続けてください、といいました。さて、なりたい自分に1/3ほど近づけたでしょうか。そんなこと忘れてた!という人も多いのではないでしょうか。でも大丈夫です。なにしろまだ後2/3の日々が残っています。今からでも遅くはありません。ぜひ、なりたい自分に近づけるよう、とりあえず、この夏休みの30日間、何か一つ、毎日続けてみてください。無理をしすぎてはいけません。少し頑張ればできる、小さなことでもかまいません。やってみることが大切です。

 毎日続けるということでいうと、先日、奥坂小学校と第八中学校の校長先生が、北高生のあいさつをほめてくださいました。毎朝、門に立っていると、たくさんの北高生が元気よく「おはようございます!」とあいさつしてくれる、と。自分の学校の先生や友人にあいさつをするのは当たり前のことかもしれません。けれど、北高生は、朝出会う、地域の方々、自分たちを見守ってくださっている方々にきちんとあいさつができるのだな、と本当にうれしく思いました。また、地域の学校の先生方が北高生をちゃんと見守ってくださっているのだ、と本当にありがたく思いました。

 そして、北高生のあいさつをほめてくださった時、その校長先生方が本当に、心から喜んでくださっていることが伝わってきました。みなさんの「おはようございます」の言葉、北高生のあいさつの一つ一つが、周りの人々への「元気と幸せ」のプレゼントになっている。これは、とても素敵なことだと思います。 この夏休み、部活動等でも地域の方々、地域の小中学生と交流をする機会が増えると思います。これからも、地域の方々に見守られながら、地域に貢献できる北高生であってほしいと思います。では、楽しい夏休みを!2学期の始業式に、またみなさんの笑顔を見せてください。~

 

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