９月２５日、５・６限目に、佛教大学より 平田 豊誠 教授にお越しいただき、「理科教育法 授業作りのヒント」のテーマで、ご講義いただきました。
前半は、幼稚園・保育所(園)・小学校・中学校・高等学校、それぞれの教員になるにはどうすればよいのか、進学、進学先での学び、教員への採用等、一つひとつ詳細に説明してくださいました。コース生のみなさんも、各自の志を叶えるには、どのような道すじがあるのか、よく理解できたのではないでしょうか。
後半では、理科の授業を作るには、「この問題はこう解くのです」と機械的に教えるのではなく、「根拠のある仮説をたて」「実際に実験してみる」「失敗してもあきらめない」ということを大切にすることがよりよい授業へとつながることを教えていただきました。
９月２６日、５・６限目に、滋賀大学大学院より 藤岡 達也 教授にお越しいただき、「『先生』という仕事を考えているあなたに（SDGsとこれからの学校安全）」のテーマで、ご講義いただきました。
さまざまな写真を交えた資料をもとに、学校防災の抜本的見直しのきっかけともなった、東日本大震災時の悲劇や、身近な地域の過去の災害を知ることの重要性、学校と家庭・地域、そして国内にとどまらず、世界とのつながりの中で、防災を自分事として考え、「生きる力」を培っていくことが大切であることを教えていただきました。