5月22日から始まった教育実習も、あっという間に3週間が経ち、6月11日、終了の日を迎えました。今年度の教育実習生は全部で11名。卒業生が、教育実習生として母校である北高に戻ってきてくれることは、本当にうれしいことです。実習が始まった最初の頃の緊張感が、日が経つにつれてよい意味でほぐれていき、体育祭が終わる頃には、校内を歩く姿もなかなか板についてきました。
最終日には、卒業生からのメッセージとして、高校時代にしておくべきことや進路実現に向けてのアドバイス等を、2年生に話してくれました。自身の経験からの言葉は、きっと後輩たちの心に届いたことでしょう。
最後のSHRを終えて、校長室へ集まり、この3週間を振り返ってもらいました。生徒のみなさんとのコミュニケーションの大切さ、授業準備の難しさとともに、授業で「わかりやすかった」と言ってもらえたときのうれしさ、この3週間で将来教員になると決意を新たにしたこと等、11名それぞれに、教育実習での経験を語ってくれました。
これからまた、大学へもどり、学生としての日々を過ごすことになりますが、この実習を経験したみなさんは、きっと、実習前にはなかった、キラリと光るものを心に抱いていることでしょう。この3週間で描いた未来を、ぜひ実現させてください。期待しています。