2024年5月アーカイブ

5/30 オニオンスープ

オニオンスープには、40キロ以上のオニオン(たまねぎ)を使います。数えていませんが、計算では130個くらいです。朝早くから、給食室ですべて皮むきして洗っています。たまねぎは、スープに入れるまで別の釜でじっくり炒めます。水分の多い新たまねぎなので、炒めるとトロトロになりました。 写真はたまねぎを炒めているところです。水は足していません。炒めるというよりも、炊くという言葉が近いかもしれません。新たま...

5/29 みそチゲ

韓国語で鍋料理のことを「チゲ」といいます。みそチゲは、とうがらしが入っているコチュジャンというみそを使います。煮干しでとっただしで、豚肉や野菜を煮込んで作ります。日本のみそ汁のように、作るときどきでいろいろな具を入れたりして、韓国の代表的な家庭料理として親しまれています。

5/27 しんごぼうのポタージュスープ

ごぼうのポタージュスープには、新ごぼうを使います。新ごぼうとは、成長する前の今の時期にとるごぼうのことです。このため、やわらかく香りがよいのが特徴です。新ごぼうは、夏の初めの今の時期がおいしい季節であることから、夏ごぼうと呼ばれることもあります。ポタージュには、ごぼうだけでなくじゃがいも、たまねぎも使っています。やわらかく煮た野菜をミキサーにかけ、牛乳を加えて作ります。

5/24 のざわなどんぶり

今日の献立は、長野県の有名な食材を使った献立です。野沢菜丼に使っているのは、野沢菜のつけ物です。野沢温泉村というところで作られたのがはじまりといわれています。つけ物にするため、野沢菜を温泉で洗うお菜洗い(おなあらい)は、冬の風物詩になっています。温泉で洗うことでやわらかくなり、うまみがでるそうです。また、長野県ではきのこがたくさん作られています。きのこけんちん汁に使っているしめじ、えのきたけは長野...

5/23 はるさめスープ

はるさめは、緑豆(りょくとう)という豆やさつまいも、じゃがいもなどから作られるアジアの「めん」のことです。春巻きやいため物によく使われます。日本では、はるさめの見た目が、しとしととふる春の雨を思い浮かべることから「春雨(はるさめ)」と呼ぶようになったそうです。給食では、スープにはるさめを入れました。 はるさめのほかに、とうふ、とり肉、野菜などを入れているのでとても具だくさんのスープです。

5/22 アスパラガスとキャベツのスープ

アスパラガスは今が一番おいしい季節です。 八百屋さんからとても新鮮なアスパラガスをいただきました。新鮮なアスパラガスは、つぼみの先が閉じています。お店で買い物をするときに確かめてみましょう。 アスパラガスはつぼみの部分がやわらかく、くきは少しかたいです。 給食では、かたいくきの方からスープに入れて、できあがる時に同じくらいのかたさになるようにしています。

5/21 ウインナーのクリームに

クリーム煮には、手作りホワイトルウを入れます。小麦粉をバターでじっくり炒めると、バターの水分がなくなってとろりとしたソースができます。そこへ、牛乳を少しずつ入れるとホワイトルウになります。牛乳を入れる前のソースは、とても熱く130度くらいあります。焦がしすぎないように、気をつけながら「コク」のあるホワイトルウを作っています。 写真は、ホワイトルウを釜に入れているところです。

5/20 かやくごはん

大阪では、たきこみご飯のことを「かやくご飯」といいますね。かやくご飯の「かやく」とはどういう意味でしょうか?インスタントめんの具の袋にも「かやく」と書いてありますね。かやくご飯の「かやく」は、薬に加えると書いて「加薬」と表します。加薬とは、漢方という薬の効果を高めるために加えるもののことです。そこから転じて、昔、薬を売る店が多かった大阪ではたきこみご飯やうどんに入れる具のことを「加薬」というように...

5/17 まめごはん

豆ご飯の豆は、「うすいえんどう」という和歌山県の豆です。給食に使ううすいえんどうは、昨日、小学部6年生のみなさんが皮むきをしてくれたものです。 集中して作業に取り組んでいました。豊中支援学校全員分の10キロもあったうすいえんどうをすべて皮むきすることができました。 皮むきをしたあとの豆は、4キロほどになりました。 おかげでおいしい豆ご飯ができあがりました。6年生のみなさん、ありがとうございます...

5/15 マーボーどんぶり

中国はとても広い国なので、地域によって料理の特徴が違います。麻婆豆腐は中国の四川(しせん)というところで生まれました。四川で生まれた料理を四川料理といいます。四川料理は、いろいろな香辛料や調味料を使い分けるのが特徴です。麻婆丼は麻婆豆腐の具をたっぷりにして、どんぶりにした献立です。給食では、味に深みを出すために2種類のみそを使っています。

5/14 ペンネのミートソース

ペンネはパスタの種類のひとつです。パスタの中でも、短くいろいろな形があるショートパスタという種類の仲間です。マカロニもショートパスタです。ペンネは名前の通り、形がペン先に似ているからペンネと呼ばれます。

5/13 大阪北部産米ごはん

今日のご飯は、大阪北部産のお米を使ったご飯です。豊能町や能勢町など大阪の北部は、きれいな水や山の地形がお米作りにぴったりだそうです。いつも給食で使っているお米は、滋賀県産で胚芽の栄養が残るように精米されたものですが今日は家庭で食べられることの多い真っ白な精白米です。 炊き上がりは絹のようにつやつやしています。しっかりとした味つけの回鍋肉と一緒に食べるとご飯が進みます。

5/10 ぎゅうどん

給食に使っているたまねぎが、今日から「新たまねぎ」に変わりました✨ 新たまねぎは、収穫してからすぐに店に並べられるものでみずみずしく甘みが強いのが特徴です。牛丼には、牛肉やたまねぎのほかにごぼう、糸こんにゃく、ねぎ、にんじんなどたくさんの野菜を使います。けずりぶしからじっくり煮出した「だし」で煮込むので牛肉と野菜のうまみが出ています。4月はじめの給食にも牛丼が登場しましたが、新たまねぎを使った今...

5/9 ぶたにくのバーベキューソース

豚肉のバーベキューソースには、肩ロースという場所のお肉を使っています。肩ロースは、うまみがつまっている赤身のお肉で食べごたえがあります。少し厚みがあるので、食べるときに落ちないように箸でお肉をしっかりとつかみましょう。 よくかんで食べると、お肉のうまみがじんわり広がって美味しく食べられますよ。

5/8 ポークビーンズ

ポークビーンズは、ポーク(豚肉)とビーンズ(豆)をケチャップ味で煮込んだアメリカの家庭料理です。豆は、大豆を使っています。大豆は前の日に水につけておいて今朝早くから炊いたものです。じっくり炊いてあるのでふっくらやわらかな食感です。じゃがいもやにんじんなど、他の野菜は「角切り」にしています。コロコロとした食材の食感を楽しんでください♪

5/7 にくじゃが

肉じゃがのじゃがいもは、献立の主役なので大きめに切っています。 はしやスプーンで小さく切って食べるのがすてきな食べ方です😊新じゃがなので、ほぐれるようなやわらかさですよ。

5/1 チキンカレーライス

高等部の方から「小学部の子たちもこの辛さのカレーを食べているんですか?」と聞かれることがあります。食材の量が多い煮物などの献立は、釜をふたつ使って作ります。カレーは、釜をふたつ使うことを利用して、辛さを分けています。片方は、小学部から中学部2年生前半の分のカレーなので、カレー粉の量は少なめです。もう片方の釜は、中学部2年生後半から高等部の分になるので大人の辛さにしています。量が多い分、作るのは大変...

4/30 あげ魚のきのこソース

あげ魚に使っているのは、メルルーサという白身の魚です。昭和40年ごろから日本に輸入されるようになりました。味にくせがなく、食べやすい魚です。スケトウダラやホキのように、「白身魚の〇〇」といった料理によく使われるようです。