専攻科Ⅰ年キャリア教育「デュアルシステム」の様子

本校専攻科は、3つの職業科において、職業教育・キャリア教育を行い、社会に貢献できる人材の育成をめざしています。その一環の「デュアルシステム」として、専攻科Ⅰ年生は夏休みの期間に5日間の「職場体験実習」を行い、事前・事後の指導とあわせて1単位の「職場実習」の単位を認定しています。

 

 

デュアルシステム今年度の活動内容

 

 

事前学習 7月8日(水)

 

・堺ハローワークの障がい者担当 加藤氏講演「働くという事」

 ・実習の目標の確認・準備物・通勤経路・交通費算出表などの作成

 

 

5日間の職場体験実習 夏休み中

 

・専攻科Ⅰ年14名の生徒が、それぞれの学科の特性や通勤範囲などを勘案した企業で実習をさせていただきました。

(シャープ特選工業㈱、㈱ニッセイ・ニュークリエーション、住友精密工業㈱、㈱豊田自動織機、ハウスあいファクトリー㈱)

 

 

デュアル実習報告・反省会 8月26日(水)

 

 

・それぞれの職場実習の内容や、気がついたことなどを発表し、お互いに経験を共有しました。

 

 

デュアルシステム体験発表会 11月2日(月)

 

・専攻科Ⅰ年生が、実習で学んだ事をパワーポイントにまとめ、本科3年生に伝えました。

 

「社会人としてのマナーを学びました」

「作業のスピードよりも大切なものは、丁寧なチェックをしてミスをしないこと」

「自分では出来ているつもりだったのに、ミスが多かった」

「気分がすぐ顔に出てしまい、注意を受けました」

「パソコンの入力中に集中力が切れてしまって、作業量が少なかった。次の日は目標を作って集中して、達成感を味わった」

「大切な資料の片付けを最後までしっかりしなさいと、注意された」

「社会人にとって当たり前のことは、学生のうちに出来るようになろう」

「感謝の気持を伝える挨拶が大切です」

「積極的にメモをとること。やる気が伝わります」

「働く上で、教えてもらったことを、正しく理解できたかがポイントになる」

 

 

 このデュアルシステムの活動を通して、生徒たちは働くことを実感し、社会に出て行くために必要な力と、自分が身に付けなければならないことについて、自覚がでてきたようです。後輩に向けての体験発表会において、その気持ちを再確認していました。

 

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