出張講義(桃山学院大学)

7月5日(木)、桃山学院大学から経済学部の森本壮亮准教授をお招きして、本科普通科の生徒(1~3年)および本科職業科希望生徒を対象に、出張講義をしていただきました。講義のテーマは『GDPから日本経済を見る』。テーマを見て、内容が理解できるのか生徒は不安がっていましたが、「経済学部と経営学部の違い」「GDPとは何か」「日本経済が停滞している原因」などについて、経済学についてほとんど知識のない生徒にもわかりやすく噛み砕いて説明してくださり、生徒達は日本経済の状況を知ることができたようでした。

また、今回の講義ではノートテイク・パソコンテイクを体験するという目的もあり、手話通訳を行わずにノートテイクとパソコンテイクで情報保障を行いました。手話を用いての授業以上に集中力を要するため戸惑っていた生徒もいましたが、それぞれが自分に合った情報の取り方を模索し、工夫して講義の内容を理解しようと努めていました。

この行事は多文化共生PJが進めている高大連携事業の一環として実施しており、生徒の進路選択に役立て、また大学での情報保障の形を体験することを目的としています。年間を通じて様々な大学から講師を招き、生徒の進路選択の幅を広げるために役立ててほしいと考えています。

momoyama2.jpg

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30