6月30日（土）に実施いたしました、本校文化祭には、たくさんのご来場をいただき、誠にありがとうございました。 地震や大雨の影響で休校になり、準備時間が足りなくなるというハプニングに見舞われました。しかし、生徒たち一人ひとりが協力しながら困難を乗り越え、素晴らしい文化祭にすることができました。
本科１年生の音楽・美術・書道の合同発表で幕を開け、展示の部が始まりました。自分たちで衣装を作り、様々な動物に扮した本科１年生が校内を歩き、文化祭を盛り上げてくれました。２年生はリアル脱出ゲームを企画しました。工夫を凝らした問題に、お客さんがなかなか脱出できず、大いに賑わいました。３年生は今流行りのインスタ映えする写真を撮るセットと、１円玉落としや射的などの屋台を出し、少し早い夏の雰囲気を味わうことができました。
専攻科は、各科それぞれの特色を活かした展示を行いました。工業テクノロジー科は、授業で作成したトロッココースターの試乗、レーザー加工機による名前入りペンケースの販売を行いました。トロッコは子どもたちに大人気でした。情報コミュニケーション科は、合成写真の技術を使い、インスタグラム風な写真をオーダーから受け渡しまで、生徒たちで運営し、お客さんたちは大いに喜んでいました。ライフ・サポート科は、生活に役立つ紐の結び方を紹介したり、授業で作成した浴衣やコートなど、技術の高さを感じさせる展示をしたりしていました。
生活自立コース、パソコン部や手芸部の展示や、同窓会やＰＴＡによる販売やバザーも賑わいをみせていました。
午後からの舞台発表は、生徒自治会文化部のオープニングダンスで始まりました。地域の「手話同好会」による（主に本校主催の地域向け手話講習会を終了した方々で結成されています。）の手話コーラス、手話演劇部の劇・ダンス、情報コミュニケーション科の生徒たちが作成した映画上映と、例年に比べ発表は少なかったですが、日頃の練習の成果が存分にみられる内容で、来場された方、生徒、先生方と、とてもアツい体育館で楽しく過ごすことができました。この文化祭を機に「チームだいせん」として、だいせん聴覚高等支援学校が更に盛り上がることを期待しています。
