台南大学附属啓聡学校との交流

5月17日(木)、台南大学附属啓聡学校から生徒17名、教員4名、保護者6名、計27名の方が来校されました。9時頃本校に到着した際には、生徒自治会が製作したウエルカムボードと日本・台湾の国旗を持って、生徒会長と教員でお出迎えしました。

 その後、会議室にて歓迎セレモニーを行いました。両校の校長と生徒会長がそれぞれ挨拶したのち、記念品の交換が行われました。本校からは、高等部本科工業テクノロジー科の生徒がデザインし、レーザー加工機で製作したライトスクラッチを贈呈しました。

 2時間目は校内見学で、普通科の国際コースを選択している3人の生徒が、予め中国語で書いた案内パネルを持って、啓聡学校の方々を案内しました。

 3時間目、4時間目は3グループに分かれて、本校の授業を体験していただきました。3時間目は、3年生の職業科生徒とともに国語・社会・英語の授業を受けました。国語の授業ではジェスチャーゲームを行い、言語が異なるという環境はあっても、タブレット型PCや筆談などのツールを使って伝えようとする様子が見受けられました。

 4時間目は、本科2年生の職業科生徒とともに各科の実習授業を体験しました。「ものづくり」の知識・技術を学ぶ工業テクノロジー科ではペン立てづくりを、コンピュータに関することを学ぶ情報コミュニケーション科ではデザインを、家庭や被服、または保育などについて学ぶライフ・サポート科では折り紙を体験し、和気あいあいと実習を体験している様子でした。

 昼休みは、ランチルームで一緒に給食を食べましたが、その間も手話や筆談、タブレット型PCを使って、ゲームの話をするなど積極的に交流していました。そして、13時からは体育館に全員集合して、交流会を行いました。

 本校の本科1年生の音楽選択生徒が「ふるさと」を手話歌で披露し、啓聡学校の生徒は、「風になる」という日本の歌を手話で披露してくださいました。また、有志生徒によってダンスも披露され、会場は大盛り上がりでした。その後、全員で記念写真を撮りました。

 そのあと、本科の普通科生徒を中心にプレゼント交換・お見送りをしました。啓聡学校からは台湾の名菓をいただき、本校からは学校のクリアファイルや各学科が作成したお土産を贈りました。出発ぎりぎりまで楽しそうに話している様子が印象的でした。

台南.jpg

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30