はびきの医療センターへ喘息で入院する児童生徒は、日ごろより喘息ピークフロー日誌をつけています。ピークフローを測定することで、気道閉塞を客観的に評価し、発作の強さや発作時の治療の効果を知ったり、呼吸困難感(主観的評価)と比較することができます。また、自覚や他覚症状がない早期の時点で、気道閉塞を客観的に認識し早期に適切な治療を行うことにより、発作の予防や重症化を阻止することができます。体育や部活動や体を使った遊びの前に、2回測定し、運動強度を設定します。自己最良値の80%の値を「注意値」とし、注意を促しています。喘息の児童生徒の「病気を理解する」ための自立活動時な測定です。
この写真は、羽曳野支援学校の本校に新しく勤務する教員の研修の一部です。