第1回てのひらの小説合評会 報告

書くことが自己満足・自己完結してしまわないように。読んでくれる人に「届く」ように。

今宮高校生で文章表現に関心のある有志が、原稿用紙10枚以内の小説を書いて、合評会を開きました。

作品提出の締め切りは7月15日、作品の回覧は7月26日までにというスケジュール。

9編の作品が参加しました。

8月4日の午前中、執筆者のうち5名が図書室に集まって、全作品について合評会を持ちました。

ひとつひとつの作品について、全員が、よかったところ、わからなかったところ、ここはこうしたほうがいいのではと思ったところを述べ、執筆者自身による解説、司会者の講評まとめ、の順で語り合いました。

作品内容は、9人9色、個性的な力作が揃いました。

大別してふたつの傾向があります。 いじめや家庭問題などを取り上げた「リアリズム」小説と、空想の世界を描いた「ファンタジー」小説。 どの作品にも、日常生活の崩壊や戦争の時代に生きる現在(いま)の高校生の「リアル」が背景にあります。

2時間以上に及んだ合評会。今後の参考になったでしょうか。

参加作品は、このブログに順次アップする予定です。 ご期待ください。

次回合評会は冬の予定。小説を書いてみたい今宮高校生はぜひチャレンジを。