7月16日(日)舞洲球場において、本校野球部が、夏の大阪府大会2回戦を迎え、6対2で勝利しました。試合後、ホームプレートに整列した選手と応援団が歌う校歌には感無量でした。
序盤、初戦のためかペースを掴めず、また、強風により相手の打球がヒットになる不運も重なり、先制点を許す心配されるスタートとなりました。が、日頃鍛えた思い切りの良いスイングは健在で、その裏すぐに、逆風にもかかわらず、外野の頭を超えるバッティングが結実し、逆転しました。その後、回が進むに従い１点2点と追加しました。
7回に四死球が続き一点を失い、なお、満塁というピンチがありましたが、選手がマウンドに集まり励ましあい、後続をなんとかアウトとし、全員で守り抜きました。8回以降も相手の攻撃を凌ぎ、そのまま勝利しました。
7回の満塁のピンチの時、マウンドに集まってどんな話をしたのでしょう？その時の情景は、きっと全員、一生忘れられないのではないでしょうか？ 熱い青春の想い出ですね。こういう経験って宝物だと思います。
対戦校の阪南高校は、一回戦をコールド勝ちで勝ち進んできたチームです。コンパクトなシャープなスイングでライナー性の当たりが多く、また、四球を出さないコントロールの良いピッチャーを擁するチームでした。
双方の応援団も大きな声で爽やかな応援でした。試合が終わり、校歌吹奏や選手による応援団への挨拶が終わった後、応援団同士が相手校に対し『フレーフレー阪南』『フレーフレー今宮』と、爽やかなエール交換を行いました。さわやかに締めくくられた両チーム精一杯の試合でした。
次戦3回戦は、7/21(金)13:20から同じ舞洲球場で行われます。3年生にとっては最後の夏です。練習の成果は必ず現れます。力一杯のプレーを期待しています。
最初の写真は、試合後ホームベース付近で校歌を歌う部員です。
2枚目の写真は、本校の攻撃中の様子です。良く見て頂きますと、ボールも写っています。
3枚目の写真は、試合後、応援団に挨拶をする監督、部長と選手たちです。応援席で頑張った部員も一緒に挨拶をしています。
先にご紹介した今高生の主張の学年発表会での次の発表を想い出しました。
その3年生は、中学時代の最後の野球部公式戦で自信があったのに、初戦で敗れてしまったそうです。そん悔しさを胸に、今宮高校でもう一度野球で挑戦しようと決意し、仲間と二人、それ以降、一所懸命勉強し、共に今宮高校に合格し野球部に入ったそうです。そして、友への感謝の言葉とともに、この初戦を是非応援に来て欲しいとのメッセージで今高生の主張学年発表会での話を終えました。
その二人の野球部員は、この今宮高校野球部での最後の公式大会での校歌を、マウンド付近で、どんな気持ちで歌ったのでしょうか。野球部員の熱い夏は、まだまだ続きます。
では、最後に
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生！