「第3回大阪府中高生ビブリオバトル大会」決勝で準優勝

blog171219b ビブリオバトルDSC05689.JPG 12月16日(土)に大阪府立中央図書館のライティホールで行われた第3回大阪府中高生ビブリオバトル大会の決勝において、今宮高校の代表生徒が出場し、見事、準優勝を獲得しました。おめでとうございます。

  ビブリオバトルは、書評合戦とも呼ばれ、『自分が他の人に読んで欲しい本を紹介し、聞いている人々に、どれだけ読んでみたくなってもらえるか?』を競う競技です。

 先月の予選を突破してから、何度も何度も教員の前で練習しました。私も、決勝の数日前に会議室で聞かせて貰いました。予選のときよりも一段とプレゼンが良くなっていました。ですが、本番はさらに良い出来でした。本番に強い生徒さんかもしれません。表現力がすばらしい。

 今回、1年生の今高生が紹介した本は、辻村深月さんの『ぼくのメジャースプーン』でした。同級生のふみちゃんの心を踏みにじった医学生に挑む僕のお話だそうです。

今回、決勝に勝ち残った高校生は5名で、うち、府立高校生は3名でした。その3名のうち、2名が総合学科の生徒さんでした。これは、偶然ではないと感じます。 ビブリオバトルに勝つには、①多くの本の中から自分が感動しかつ他の人が興味を持ってもらえる本を選ぶ力 ②説得力を持って説明できる力 が必要とされていますが、総合学科の生徒の皆さんには、特に②の伝える力がついていくのだと思います。

 奥の深い、そして、知的レベルを上げる競技ですが、なによりも、多くの本を読むことが求められます。互いに紹介しあうなかで、ゲーム感覚も味わえる試みです。今後、多くの今高生の皆さんが、参加してくれることを期待しています。

 写真は、表彰式の様子と表彰式後のもずやんとの記念撮影の様子です。

 では、最後に 『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!