3月22日(木)終業式を行いました。入学試験から発表までの約一週間、登校禁止日が続いていましたので、久しぶりの登校の生徒も多いと思います。3年生が卒業して、1年生と2年生だけですので、人数の少ない終業式でした。
校長講和では、京都大学客員准教授 瀧本哲史氏が言われている『学校では「魔法」を学んでいる。』の内容を、私の理解したところを紹介しました。
大きな技術革新や社会の進歩は、人々が成し遂げてきたのだけれど、それらは、昔は、夢だと思われていたことが実現されている。スマホや自動運転等、すべてそうだ。これらを、昔の人が見たら、きっと魔法だと思うに違いない。これらを実現してきた人々は、どうやってそれをなし得たか？ それはまさしく過去の知恵・知識・考え方に学び実現した。あのナイチンゲールの偉業も実は、それまでに学んだ数学・統計学に支えられている。実は、これらのことを、今、皆さんは学校で学んでいる。だから、皆さんは、学校で魔法を学んでいるのではないか？
このような内容を話しました。
『答えが決まっている仕事のほとんどは、コンピュータや人工知能を搭載したロボットが行うようになる。』と予想されている21世紀を生き抜くために、生徒の皆さんには、瀧本先生が言われる"魔法"を、学校でたくさん身に付けてほしいと願います。
明日は新2年生、新3年生の教科書販売があります。また、合格者登校日で合格者の皆さんが、保護者様と一緒に登校します。PTAの皆様もその日に学校へ来られ、PTAへの参加や後援会の説明をしてくださいます。新学期へ向かって学校は動いています。
一番上の写真は、終業式の冒頭の校歌斉唱の様子です。2枚目の写真は、校長講和の様子です。最後の写真は、終業式終了後の2年生の学年集会で、学年主任の先生が話されている様子です。
では、最後に、
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生！