顧問の先生から報告を受けたとき、思わず、こんなことができる高校って他にあるのかなぁと思ってしまいました。生物部は、部員数の増加とともに活動内容も充実してきました。興味や関心だけではなく、みんなで研究をしようという機運が盛り上がっています。生物は勿論ですが、化学や天文学など理系クラブで頑張ろうと思っている中学生は、是非、三国丘高校を選択肢に入れてください。今日は、生物部が夏休み中に行った2つの活動について報告します。生物部の顧問の先生から投稿をいただきました。ありがとうございます!
① 京都大学瀬戸臨海実験所、白浜水族館 訪問〈7月23日〉
京都大学瀬戸臨海実験所の下村通誉所長に一日案内していただき、まずは研究室でどのような研究をしているか見学させていただきました。その後は、干潮の磯でフィールドワークを行い、さらに、研究所に隣接する白浜水族館のバックヤードを見学させていただきました。
動物好きな生徒が多いのでフィールドワークで生徒のいきいきとした姿を見ることができました。また、普段あまり見ることのできない水族館のバックヤード見学についても目を輝かせていました。
② 大阪公立大学理学部生物学科動物社会学研究室・生体分子機能学研究室 訪問〈8月20日〉
私の出身研究室である動物社会学研究室と、生体分子機能学研究室(先日教育実習を終えた卒業生が所属)を訪問しました。動物社会学研究室では、安房田智司 教授に研究室が行っている最新研究紹介を行っていただき、その後魚の飼育部屋を案内していただきました。
魚類については、魚でも鏡に映った自分の姿がわかるということや、鳥類については、大阪でメジロは減っているがシジュウカラは増えている理由などをご教授いただき、とても勉強になりました。
また、生体分子機能学研究室では、博士課程の研究生の方に案内していただき、未知のタンパク質の構造や機能についての研究を行っていると教えていただきました。大学の研究室の生の雰囲気を味わえて、生徒にも良い刺激を与えられたかなと思います。
いただいた原稿を読んでギョッとしました。魚だけに・・・。
冗談じゃなく本気でびっくりしました。みなさんはどうですか?「魚でも鏡に映った自分の姿がわかる」って知っていましたか?今度から"このお刺身美味しい~"なんて無邪気に喜べない気分になりました(笑)。私のような者はその程度しか感じなくても、生物部員たちはしっかりと学んできてくれたと思います。もっと言えば、自分の将来のことについて考える良い機会になったのではないでしょうか?三国丘高校生物部イチオシです!