中学校との違いは何だ? 化学実験 編

 中3生のみなさんは、あと半年経ったら高校生です。中学校と高校の違いはいっぱいあるけれど、理科の「実験」も大きく違います。まず、写真をどうぞ。

 全員、白衣を着ています。ここは化学実験室です。化学の他に、物理や生物、地学にも実験室があります。この部屋に入ってきたら、安全のためにいくつかのルールを守る必要があります。髪の長い人はゴムで結ぶというのも、その一つです。

 今日の実験のテーマは「化学反応式と量的関係」。目的は「炭酸カルシウムと塩酸の反応における、反応物と生成物の関係を調べること」です。今回の実験では塩酸を使いますが、実験ですので危険な場面も想定されます。この授業を担当する先生は2人、教科担当の先生と実習教員の先生です。実験の進め方や器具の正しい使い方、安全上の注意などが終われば、いよいよ実験が始まります。

 実験の最中は、必要に応じて実験用のメガネをつけます。万一にでも薬液が飛んで眼に入るのを防ぐためです。三国丘高校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されている学校ですので、実験器具が充実しており、実験の回数も多いです。

 中学生のみなさん、どうでしたか?高校生になったら、新しいことをたくさん経験します。ゾクゾクしてきませんか。三国丘高校にはいろんな授業がありますので、校長ブログでもどんどん紹介していきたいと思っています。お楽しみに!

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