学校で「縁日」?子どもたちが80人も来たの?頭の中を疑問符が飛び交うようなタイトルですが、本当に80人を超える子どもたちが三国丘高校に来て、三丘生と一緒に「縁日」を楽しんでいきました。10月26日(土)に行われた三丘セミナーです。
三丘セミナーのことは、このブログでも何度かご紹介していますので、ご存じの読者も多いかと思います。大学教授などその世界の専門家の先生にお越しいただき講義をしていただくというのが通常のパターンですが、今回の三丘セミナーは、将来、医師や医療関係の仕事、さらには教職をめざす生徒を対象に、耳原総合病院の小児科医、佐藤先生を講師として行われました。通常と違うのは、講義(というか質問会)の前に実践の場があることです。子どもたちと触れ合う2時間が設定されました。佐藤先生の全面的な協力を得て受講生(三丘生)が「縁日」を用意し、多目的室に80人の子どもたちを迎え入れました。写真をご覧ください。
子どもたちの表情をお伝えできないのが残念ですが、真剣に取組む顔や喜ぶ顔、思いっきり楽しそうに笑う顔が本当に素敵でした。多目的室の半分を使って繰り広げられたドッジボールや鬼ごっこでも歓声が上がっていました。
子どもたちが返った後は、教室に移動して佐藤先生や研修医の先生方と三丘生の時間です。様々な質問に先生方が真摯に答えてくださいました。例えば、小児科医をめざした理由だとか、小児科医をしていて嬉しかったことだとか、受験勉強のコツなどです。貴重な時間を過ごす三丘生たちが頷きながら真剣に話を聴いている姿が印象的でした。
お忙しい中、三丘生のために素晴らしい企画と貴重なお時間を提供していただいた先生方に心から感謝申しあげます。生徒に、こんな有意義な体験を提供できるのは三国丘高校だけだと思います。本当にありがとうございました!