11月8日(金)、三丘音楽祭が開催されました。三丘音楽祭は三国丘高校の伝統行事です。1年生の芸術科目のうち音楽を選択している6クラスが、課題曲と自由曲の合唱に挑戦します。所謂合唱コンクールですが、他校と圧倒的に違うのは、自由曲を生徒が作詞作曲するということです。今年も素晴らしい曲が披露されました。
多目的ホールの舞台に40人が揃うとまさに圧巻です。指揮やピアノ伴奏も当然生徒が担当します。音楽の授業中のみならず、早朝から練習してきた曲が堂々と発表されます。観客は、音楽選択生徒だけではありません。昨年や一昨年、同じ経験を積んできた先輩たちも応援に来てくれました。
発表が終わると、審査員が別室で賞の選考を行います。その時間には音楽系部活動の演奏が続きます。1年生にとってはハラハラドキドキの時間です。演奏の時間が終わると賞の発表なのですが、実はその前に、毎年サプライズが用意されています。教員による合唱です。今年の曲はスピッツの「空も飛べるはず」。放課後に、こっそり音楽室で何度か練習を重ねてきました。
表彰式が行われましたが、どのクラスもこの日に合わせて一丸となって声を合わせてきた作品ばかりです。自分たちでつくった自分たちだけの歌は一生の宝物になったと思います。