三国丘高校のホームページの校長あいさつを更新しました。相変わらず勝手なことを書いているのですが、今回は、高校選びの留意点(私見)を書きました。ポイントは3つ。「風(校風)を感じること」「時(伝統)を感じること」そして、「夢を感じること」です。この3つがぎゅ~っと詰まっているのが昨日開催したCSⅡ(探究学習)です。三丘生(2年生)にとっては、はじめて迎える「本番」です。理系の発表は体育館でポスター発表、文系は教室でプレゼンテーションを行いました。この日は、発表会後にSSH運営指導委員会も予定されていましたので、3名の運営指導委員の先生(大阪大学大学院理学研究科教授 橋爪 章仁 先生、大阪大学大学院理学研究科教授 古屋 秀隆 先生、京都教育大学名誉教授 村上 忠幸 先生)のほか、管理機関である大阪府教育庁から 塚本 翼 指導主事と浦久保 知佳 指導主事、さらには、科学技術振興機構から主任専門員の 三ツ井 良文 先生にもお越しいただき、生徒の発表をご覧いただきました。
一人じゃなくてみんな(グループ)でいろんな資料を集めて、社会に貢献できるようなテーマを考えて、知恵を絞って研究をする...それがCSⅡの授業です。自主自立とか協働とか...まさに三国丘高校の風(校風)を感じられる取組と言えます。CSⅡのグループは各教科毎に分かれます。例えば、生物3班の研究テーマは「ドクターフィッシュの色彩と行動の相関」。この研究を突き詰めていく過程で、もしかしたら生物分野に深い関心を示す生徒が出てくるかもしれません。もっと先のことを考えれば、大学で生物学を研究し、何十年か先にはノーベル賞を受賞しているかもしれないと思うのです。荒唐無稽だと笑うかもしれませんが、夢とはそんなものです。だけど、夢があるから頑張れると思うのです。CSⅡは夢を感じることができる貴重な機会です。最後は、伝統です。CSⅡ中間発表の日は、毎年、たくさんの先輩たち(大学院生)が助言に来てくれます。後輩たちのために専門的な知見をもってアドバイスしてくれる姿は、伝統のなせる業です。時に厳しい意見や指導もありますが、それも伝統に裏打ちされた愛です。
保護者のみなさんや、三国丘高校をめざす中学生のみなさんには、その場で感じてもらうのが一番良いのですが、そうもいかないのが現実です。昨日のCSⅡ中間発表会の様子を写真や動画でお伝えしますので、是非、自分がその場に立っているような気持ちでご覧ください。
https://youtube.com/shorts/ydPvztJmuRA?si=wLk9Pa_D_XDC0BYb
https://youtube.com/shorts/OtWXpw0XQzA?si=yFvfgAr3kse2_awU
https://youtu.be/DsihB_Y4UZM?si=4VOhcX-4mz5u35H6
https://youtu.be/dn1PggYkadA?si=g-aRIbFd6ZD1l2Nm
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