みなさん、今朝の空、みましたか?こんなにも青い空をみたのは何年ぶりでしょう...。雨が空中の塵やら何やらいろんなものを全部流してくれたおかげで、宇宙の果てまで見えそうな奥行きを感じる空でした。
三国丘高校は、南海高野線堺東駅の東口を出たら、踏切も信号もない一本道を3分で到着です。ずっとスキップでも疲れないくらい(やったことはありませんが...)近いです。正門から中を覗けば、先日の選挙で当選したばかりの生徒会長以下生徒会執行部の面々がずらっと並んで挨拶をしていました。毎年、この時期に見られる、風物詩のような光景ですが、今日は、空の青さと空気の清純さに頭の一部分が覚醒したのか、いつもとは違うことを思いつきました。
中学校にしても高校にしても、たいていの学校の「朝のあいさつ運動」というのは、みんなで遅刻を減らしましょう!みたいな目的ですることが多いと思うのですが、三国丘高校のあいさつ運動は、趣旨が違うような気がします。選挙で生徒会長が選ばれ、生徒会長が執行部を組閣しますので、生徒からしてみれば、立会演説会で見た生徒会長以外は知らない顔です。他校だと、各々の役職についてそれぞれ立候補者が出て、選挙が行われるので、知らない人(生徒)が生徒会執行部役員になることはあり得ません。しかし、三国丘高校では、それがあり得るのです。ですので、あいさつ運動の趣旨も違ってくると思うんです。有り体に言えば、就任報告みたいな感じでしょうか...「私たちが生徒会執行部です。よろしくね!」といったご挨拶に見えました。そんなことを考えていたら、吹く風の爽やかさもぐっと増したような気がしました。
真っ青な空、校門に響く「おはようございます」の声...今日は良い日になりそうな予感です。