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今年は「こども運動会」! 三丘セミナーの人気企画に幼児・児童30人大集合!

 この企画は、耳原総合病院小児科の医師、佐藤先生のお声がけにより実現し、今年で3回目になります。最前線で斯界をリードする研究者や大学教授、医師等を講師に招いて講座をお願いし、生徒たちが自分の将来の志向や夢に照らして受講するという本校独自の取組「三丘セミナー」のひとつとして開催させてもらっています。

 視聴覚教室や同窓会館等の部屋で講義を聴くというのが、三丘セミナーのスタンダードな形態ですが、この講座だけは違います。将来、医師や医療関係或いは教育関係の仕事や研究で社会の役に立ちたいと考える生徒たちが選択し、実際に子どもたちと時間を共にします。今年のテーマは「こども運動会」、この講座を選択した40人の生徒たちが子どもたちと一緒に、多目的ホールで運動会を楽しみました。この講座を担当してくれた大塚首席からレポートをもらったので、まずは、読んでみてください。当日の様子がよくわかると思います。

 恒例の耳原総合病院主催の「子どもたちと遊ぼう」の企画が行われました。昨年度のテーマは「縁日」でしたが、今年は「運動会」をテーマに幼稚園の年少さんから小学校3年生までの約30名を本校にお招きし企画がスタートしました。お招きした学校園は主に、堺東幼稚園、花田口聖母幼稚園、榎小学校、三国丘小学校です。この企画に参加した生徒たちは、数か月前から、プログラムの内容や安全性、お土産に何を渡すかなどを皆で考えてきました。

 最初に高校二年生の生徒二人が全員に集合をかけ、本日の企画の説明をしました。その後に実施したプログラムは玉入れやドッチボールなどです。最初は緊張気味の子どもたちも本校の生徒達と大変楽しそうに遊んでいました。

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 この講座は、これだけでは終わりません。子どもたちの満足げな笑顔を見送ってからは、お二人の小児科医の先生(耳原総合病院の佐藤先生と藤井先生)への質問タイムです。これも大塚首席のレポートでご紹介します。

企画終了後には、佐藤医師と藤井医師と本校生徒による座談会が行われました。生徒達からは「勉強のモチベーションを上げるコツ」、「小児科医としてのやりがい」などの質問が出ました。行事を企画したり、自分とは異なる年代の子どもたちと触れ合ったり、現場の医師のお話を聞いたりと、とても有意義な一日になったと思います。

 

座談会(https://youtu.be/EpIaxrFg7pA?si=HVYLXyGKoOKGgaea

 三国丘高校の教育方針の中核は「ホンモノに触れる」ということです。机の上の勉強だけでは社会に有為な人間は育たないと私は思っています。ホンモノに触れるからこそ、理想の自分が想像できるし、高いモチベーションで努力することもできる...そう考えているのです。最近、中学生やその保護者にも広く知られるようになってきたNASA研修やオーストラリア語学研修、フィリピン研修などもホンモノに触れる貴重な機会ですが、この講座もこれらと同じようにホンモノに触れる貴重な機会です。例えば、小児科医をはじめとする小児医療関係の仕事や教員など教育関係の仕事に就きたいと思っている生徒にとってのホンモノは、その世界で活躍している大人だけではありません。「子ども」こそ、生徒たちが学ぶべきホンモノです。その両方に出会える講座を提供していただいた、耳原総合病院とお二人の先生方に心から感謝申しあげます。

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