修学旅行は、どの学校でも、帰阪する1日前がメインです。今回の台湾修学旅行も、3日めに山場がやってきました。79期生のチャレンジは続きます。1日めも2日めもそれぞれ楽しい場面はたくさんあったのですが、本番に備えた準備に多くの時間をかけてきた、まさに台湾修学旅行のメインとも言えるプログラムが集中しているのが3日めです。1つは、自主研修。班ごとに自分たちの興味や関心に合わせて台北市内のツアー計画を立てて所要時間を計算し、安全かつ有意義に時間を使えるよう事前学習を積み重ねてきました。台北市内にはメトロという地下鉄が張り巡らされているので、これを有効活用して目的地に向かいます。台湾の方々に対して失礼がないように、会話や食事についてのマナーも学びました。バスは手を挙げて待つ...や、地下鉄でのガムや飲食は罰金の対象など、日本とは違うことがたくさんありました。
修学旅行には旅行社のツアーコンダクターが同行してくれます。この方々は国内外を問わず様々な修学旅行等に同行し、旅行が安全にかつ滞りなく進むようにサポートしてくれます。自主研修のとき、私は、本部として使った喫茶店にいたので、旅行社のみなさんとお話をする時間がありました。今回の自主研修について訊ねてみたところ、異口同音に「こんな企画見たことも聞いたこともない」という返事が返ってきました。文化も習慣も違う海外の街を日本の高校生だけで歩くという発想自体がないというのです。確かにそのとおりです。2日めのB&Sだと、各班に台湾の大学生がついてくれています。自主研修は自分たちだけの行動です。しかも、10時15分から15時30分までの5時間余り。これは相当にチャレンジングな企画です。しかし、学年団の先生方は過剰な心配は必要ないと考えました。何故なら、遠足(京都で班別自由行動)や万博見学など、この日を迎えるまでに様々な訓練を重ねて来たからです。加えて、安全対策も万全です。自主研修の時間帯は拠点を決めて教員が巡回し、クラスルームを使った定時連絡(生徒から教員への連絡)を徹底するなど可能な対策はすべて整えました。79期の学年団と生徒との間に確固とした信頼関係が結べていたからこそできた企画です。見事でした。
2つめは、全体レクリエーションです。こちらは完全に生徒の企画です。長い時間かけて準備や練習をしてきました。前半はパフォーマンス、後半はクイズの構成です。クイズのための動画もたくさん撮りためていたらしく、校長室にも委員がきてくれて、インタビューを受けました。この日は10月30日でしたので、ちょうどハロウィーンです。生徒たちは思い思いの仮装をして会場に入ってきました。パフォーマンスは多岐にわたっていました。漫才にアカペラ、大画面を使った芸、マイケルジャクソンばりのカッコいいダンスもありました。運動部のマネージャーが踊るダンスはアイドルなみの人気でした。クイズは、野球部の監督とキャプテンで手押し相撲をやったらどっちが勝つかというガチの勝負や、先生方へのインタビューをもとにしたクイズなど盛り沢山で、終始笑いの渦に包まれていました。写真のほかに動画も撮ってきましたので、併せてご覧ください。
中学生のみなさんは、中学校の修学旅行と比較してみてください。三丘生へのイメージも変わるんじゃないかと思います。どんな場面でも「本気」...それが三丘生です。台湾修学旅行を通じて、ひとつの結論を得たことがあります。もし、青春の価値を測るバロメーターがあるとしたら、その指標はどれだけ濃密な時間を過ごせたか...。みなさんは、どう思いますか?



https://youtu.be/edkz9UXMCkg?si=lz_wH4b41aJBukkd ダンス
https://youtu.be/hHis4IpKqAA?si=_80FSxtwSOnlg3g9 アカペラ
https://youtu.be/1088kxwuDlM?si=ir-f_VjzRm8KQAWX パネル芸
https://youtu.be/ZgXq69YpeCM?si=JrGznXGbGj-NTTC7 ダンス(マイケルジャクソン風)
https://youtu.be/8KtLJtmNy1k?si=dRsYbbJzkba7xoVZ 漫才
https://youtu.be/TQCMFmh8cfM?si=lFl2jWbe_1Q3LsOz ダンス(マネージャーズ)
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