いつもより大きめの写真を用意しました。これが、校長ブログで今まで何度も紹介してきた、130周年記念キーホルダーです。創立130周年記念事業として旧三丘会館の改修を行うことになり、その際に撤去した床材を材料にしてできあがったのが、このキーホルダーです。だから、世界にひとつだけです。2つとして同じものはありません。深い木目や傷は長い年月の中で刻み込まれた年輪です。この床材の上でどんな青春が繰り広げられたのでしょうか。この床材は、嬉しいことも悲しいこともたくさん聴いてきたに違いありません。
普通なら廃棄されるだけの床材をこんなふうに記念品にして、昔を懐かしむという発想が三国丘高校らしいと、私は思っています。母校を愛する気持ちというのはどの学校でも同じだと思いますが、130周年記念事業を通して感じたのは一体感です。どんなアイディアも否定せず、ひとり一人の思いを大切にする優しさが三国丘高校の良さだと思いました。このキーホルダーは三丘愛の詰まったお守りです。私がいただいたものは校長室に置いて、未来の三国丘高校を見守ってもらうことにします。
