三国丘高校では、毎年この時期に三丘芸術祭を開催しています。三丘芸術祭は、一言で言えば芸術科目の成果発表の場です。芸術科目は、音楽・美術・書道の3科目で、1年時に選択履修します。美術又は書道を選択した生徒は作品の展示、音楽を選択した生徒は、クラス毎に課題曲と自由曲の合唱を披露します。自由曲は、クラス毎に自分たちで作詞作曲した曲を歌います。作詞作曲を生徒がするということ自体非常に珍しいことです。音楽祭が開催された11月7日までは、始業前も昼休みも校内に生徒の歌声が響いていました。クラス全員で歌うのは本番の日が最初で最後になるかもしれません。それだけに、緊張感に溢れたステージになりました。多目的ホールで合唱を聴いたあと、私を含む数人の審査員が別室で審査を行いました。今年は特に、音楽的なレベルが高かったようで、受賞クラスの決定は困難を極めました。今までにないコンセプトで挑んだクラスやオリジナリティの高い楽曲を完成させたクラスなど聴衆を大いに楽しませてくれました。卒業して長い年月がたった後でも、クラスのシンボル的な曲になってくれれば良いなぁと願っています。写真は授賞式の様子です。

写真は、三丘会館で開催された書道展と、旧三丘会館で開催された美術展のものです。書道部や美術部の作品も同時に展示されていました。思わず微笑んでしまうような心温まる作品から見入ってしまうような斬新な作品までずらりと並んでいました。ごゆっくりご覧ください。





