嬉しいニュースが飛び込んできました。このブログでも過去に紹介したことがある、75期卒業生 船田愛子さんが、第71回角川短歌賞を受賞しました。角川短歌賞は、新しい才能を発掘するために、角川書店が1955年に創設した賞であり、歌壇の登竜門と呼ばれています。あの 俵 万智さんも1986年に受賞しています。おめでとうございます、船田愛子さん。短歌に興味のある人もない人も、月刊「短歌」11月号を買ってみてください。この号に載っている船田さんのコメントから一部を抜粋してご紹介します。
「雪の影」(今回の受賞作)を作ることは、私の心と向き合うことでした。(中略)短歌には、私が捉えきれないものを受け止めて深める力があります。恐れも、願いも、喜びも心の奥底にある感情を、静かに掬い上げてくれるのです。
